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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの管理 » データベース管理ユーティリティ » Log Transfer Manager ユーティリティ (dbltm)

 

LTM 設定ファイル

SQL Anywhere と Adaptive Server Enterprise の LTM 設定ファイルは非常に類似しています。この項では、SQL Anywhere LTM 設定ファイルのエントリと、Adaptive Server Enterprise LTM 設定ファイルとの相違について説明します。

LTM が使用する設定ファイルは、-C オプションを使用して指定されます。

LTM 設定ファイルのパラメータ

次の表では、LTM で認識できる各設定パラメータについて説明します。Adaptive Server Enterprise LTM で使用され、SQL Anywhere LTM では使用されないオプションには、「無視される」(この場合は設定ファイルにあっても影響ありません) または「サポートされていない」(この場合は設定ファイルにあるとエラーを起こします) のどちらかが記載されています。

パラメータ 説明
APC_pw APC_user ログイン名のパスワード。このエントリは、SQL Anywhere LTM 設定ファイルのみにあります。
APC_user プライマリ・サイトで非同期プロシージャを実行する時に使用するユーザ ID。このユーザ ID には、プライマリ・サイトでのすべての非同期プロシージャに対する適切なパーミッションが必要です。このエントリは、SQL Anywhere LTM 設定ファイルのみにあります。
backup_only デフォルトは off です。on に設定すると、LTM はバックアップされたトランザクションだけをレプリケートします。
batch_ltl_cmds on (デフォルト) に設定すると、バッチ・モードの使用が可能です。バッチ・モードは全体的なスループットを向上させますが、応答時間が長くなることがあります。
batch_ltl_sz batch_ltl_cmds が on のときに、Replication Server に送信される前のバッファに保存されているコマンドの数。デフォルトは 200 です。
batch_ltl_mem batch_ltl_cmds が on のときに、バッファの内容が Replication Server に送信される前にバッファが使えるメモリの量。デフォルトは 256 KB です。
Continuous デフォルトは on です。off に設定すると、LTM は、コミットされたデータがレプリケートされたときに自動的に停止します。
LTM_admin_pw LTM_admin_user ログイン名のパスワード。
LTM_admin_user LTM にログインするのに使用するシステム管理者 LTM ログイン名。このパラメータは、LTM を停止するためにログオンしているユーザが正しいログイン名であることを LTM で確認するために必要です。
LTM_charset LTM が使用する Open Client/Open Server 文字セット。
LTM_language LTM が使用する Open Client/Open Server 言語。
LTM_sortorder

ユーザ名を比較するために LTM を使用する場合の、Open Client/Open Server ソート順。LTM 文字セット互換の Adaptive Server Enterprise にサポートされているどのソート順でも指定可能です。レプリケーション・システムのすべてのソート順を同一にしてください。

デフォルトのソート順はバイナリ・ソートです。

maint_cmds_to_skip 無視されます。
qualify_table_owners LTM に対して on に設定すると、LTL とともに、テーブル名、カラム名、テーブル所有者を Replication Server に送信します。この設定は、レプリケート中のすべてのテーブルに適用されます。レプリケーション作成定義文と一致していることが必要です。デフォルトは off です。
rep_func on に設定すると、非同期プロシージャ・コール (APC) の使用が可能です。デフォルトは off です。
Retry 失敗した SQL Anywhere データベース・サーバまたは Replication Server への接続を再び行うまでの待ち秒数。デフォルトは 10 秒です。
RS LTM がログを転送する Replication Server の名前。
RS_pw RS_user ログイン名に対するパスワード。
RS_source_db LTM が Replication Server に転送するログのデータベース名。この名前は、Replication Server 接続定義内で定義されているデータベース名と一致させます。ほとんどの場合、RS_Source_db と SQL_database 設定オプションの両方で同じ設定を使用します。
RS_source_ds LTM が Replication Server に転送するログのサーバ名。この名前は、Replication Server 接続定義内で定義されているサーバ名と一致させます。ほとんどの場合、RS_Source_ds と SQL_server 設定オプションの両方で同じ設定を使用します。
RS_user Replication Server にログインするために使用する LTM のログイン名。ログイン名には、Replication Server 内の connect source パーミッションの付与が必要です。
scan_retry トランザクション・ログのスキャン間の LTM の待ち秒数。このパラメータの定義は、Adaptive Server Enterprise LTM と異なります。SQL Anywhere サーバは、レコードがログに届いても、ウェイク・アップせずログもスキャンしません。このため、Adaptive Server Enterprise LTM の scan_retry 値よりも小さい数にできます。
skip_ltl_cmd_err このパラメータは、LTL コマンド・エラーが発生したときに、Replication Agent に対して処理続行またはシャットダウンを通知します。skip_ltl_cmd_err=on が指定されていると、Replication Agent はエラーの原因となった LTL コマンドを表示し、LTL コマンドをスキップしてレプリケーションを続行します。パラメータが off に設定されている場合は、Replication Agent はエラーの原因となった LTL コマンドを表示し、シャットダウンします。デフォルトでは、このオプションは off に設定されています。
SQL_database LTM が接続するサーバ SQL_server のプライマリ・サイト・データベース名。リカバリ中の Adaptive Server Enterprise では、LTM が Replication Server に転送するログを持つテンポラリ・データベースです。SQL Anywhere LTM は SQL_log_files パラメータを使用して、オフライン・トランザクション・ログを見つけます。
SQL_log_files オフライン・トランザクション・ログを保持するディレクトリ。LTM を起動するときにこのディレクトリが必要です。このエントリは、SQL Anywhere LTM 設定ファイルのみにあります。
SQL_pw SQL_user ユーザ ID に対するパスワード。
SQL_server LTM が接続するプライマリ・サイト SQL Anywhere サーバの名前。リカバリ中の Adaptive Server Enterprise では、LTM が Replication Server に転送するログを持つテンポラリ・データベースのあるデータ・サーバです。LTM は SQL_log_files パラメータを使用して、オフライン・トランザクション・ログを見つけます。
SQL_user LTM が RS_source_ds と RS_source_db で指定したデータベースに接続するときに使用するログイン名。

次に、LTM 設定ファイルの例を示します。

# This is a comment line
# Names are case sensitive.
SQL_user=SA
SQL_pw=sysadmin
SQL_server=PRIMESV
SQL_database=primedb
RS_source_ds=PRIMEOS
RS_source_db=primedb
RS=MY_REPSERVER
RS_user=sa
RS_pw=sysadmin
LTM_admin_user=DBA
LTM_admin_pw=sql
LTM_charset=cp850
scan_retry=2
SQL_log_files=e:\logs\backup
APC_user=sa
APC_pw=sysadmin