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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの保守 » バックアップとデータ・リカバリ » サーバ側バックアップの作成

 

SQL Anywhere ボリューム・シャドウ・コピー・サービス (VSS) の使用

SQL Anywhere は、Microsoft ボリューム・シャドウ・コピー・サービス (VSS) と互換性があります。VSS を使用すると、ディスク・ボリューム全体またはボリューム・セットのポイントインタイム・スナップショットを作成したり、SQL Anywhere データベース・サーバなどのアプリケーションで排他的に使用するために開かれているファイルのコピーを作成することができます。VSS は、32 ビット版の Microsoft Windows XP オペレーティング・システムと、32 ビットおよび 64 ビット版の Microsoft Windows 2003 以降のオペレーティング・システムでサポートされています。

デフォルトでは、SQL Anywhere VSS ライタ (dbvss11.exe) が実行されている場合、すべての SQL Anywhere データベースでバックアップに VSS サービスを使用できます。VSS は、SQL Anywhere VSS ライタなしでデータベースのバックアップに使用できます。ただし、これらのデータベースをリストアするには、SQL Anywhere の完全なリカバリ手順を使用する必要がある可能性があります。データベース・サーバが VSS サービスに参加しないようにするには、データベース・サーバの起動時に -vss- を指定します。また、Windows 用サービス・ユーティリティ (dbsvc) を使用して VSS サービスの開始時刻を指定することもできます。

SQL Anywhere では VSS は次のように機能します。

  • バックアップ・アプリケーションが、スナップショットを作成するコマンドを VSS に送信します。

  • VSS が SQL Anywhere VSS ライタ (dbvss11.exe) に 「identify」 コマンドを発行します。

  • VSS が、すべてのトランザクションをサスペンドし、すべてのデータベース・サーバにあるすべてのデータベースの変更されたすべてのページをディスクに書き込む 「prepare to snapshot」 コマンドを発行します。データベースのトランザクションが 10 秒以内にサスペンドしなかった場合は、コミットされていないトランザクションがスナップショットに含まれ、フル・リカバリが必要になる場合があります。

  • VSS が、すべてのデータベース・サーバにあるすべてのデータベースのすべてのアクティビティをチェックポイントしてからサスペンドする 「freeze」 コマンドを発行します。各 SQL Anywhere データベース・サーバは、すべてのデータベースですべてのアクティビティがサスペンドされるまで最大 60 秒間待ちます。一般にこの処理には数秒間かかります。

  • VSS が、SQL Anywhere VSS ライタに 「thaw」 コマンドを発行し、すべてのデータベース・サーバにあるすべてのデータベースに対するすべてのトランザクションを再開します。

まれに、VSS で許可されている最大時間内に、SQL Anywhere がトランザクションをサスペンドしたり、チェックポイントを完了したりできないことがあります。この場合は、トランザクション・ログ・ファイルとフル・リカバリ処理を使用して、バックアップしたデータベースをリカバリする必要があります。

参照