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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・サーバの実行

 

SQL Anywhere のエラー・レポート

致命的なエラーやクラッシュが発生し、次に挙げるアプリケーションで検出されると、問題が発生したときの状況に関するエラー・レポートが作成されます。

エラー・レポートには、クラッシュ発生時のスレッドの実行状況などの情報が含まれます。これによって、iAnywhere では、より的確に問題の原因を究明できます。デフォルトでは、エラー・レポートは診断ディレクトリに保存されます (このディレクトリは、SADIAGDIR 環境変数で指定されています)。このディレクトリが存在しない場合は、データベース・ファイルと同じディレクトリに作成されます。

エラー・レポートのファイル名は、次のように構成されます。

  • アプリケーションを識別するプレフィクス

    アプリケーションの識別子 アプリケーション
    LSN Listener ユーティリティ
    LTM Replication Agent
    MLC Mobile Link クライアント
    MLS Mobile Link サーバ
    QAA QAnywhere Agent
    SA パーソナル・データベース・サーバまたはネットワーク・データベース・サーバ
    SR SQL Remote
  • ソフトウェアのバージョンを示す数値

  • アンダースコアで連結された 2 つのフィールド (エラー・レポートが作成されたときのタイムスタンプを示す)

  • アプリケーションの識別子

  • 拡張子 .mini_core

たとえば、SA11_20051220_133828_32116.mini_core は、SQL Anywhere バージョン 11 のデータベース・サーバで、2006/06/20 の午後 1:38:28 に、プロセス 32116 から作成されたエラー・レポートであることを示します。

データベース・サーバの正常稼働中においても、コンピュータ上の CPU の数、ハイパースレッドが有効かどうか、サーバの起動時に指定されたオプションなど、データベース・サーバについてのさまざまな診断情報が記録されています。この情報は、dbsupport を使用して送信することもできます。

SQL Anywhere ソフトウェアがエラー・レポートと診断情報を送信する方法

エラー・レポート情報の出力が完了すると、データベース・サーバはサポート・ユーティリティ (dbsupport) を起動し、送信するエラー・レポート・ファイルの名前を渡します。デフォルトでは、エラー・レポートが生成されると、dbsupport はレポートを送信するかどうかをユーザに確認します。これを確認できない場合、エラー・レポートは送信されません。iAnywhere では、作成されたエラー・レポートを送信していただくようおすすめしています。レポートには、送信者が特定される情報は含まれません。

エラー・レポートと診断情報は、HTTP 経由で iAnywhere の Error Reporting Web サイトにアップロードされます。このプロセスによって、問題の診断と解決策の提供に役立つ関連ファイルを簡単に iAnywhere へ送信できるため、ユーザにとっては時間の節約になります。

この dbsupport のデフォルト動作を変更するには、-cc オプションを使用します。

  • 次のコマンドは、ユーザにメッセージを表示せず、自動的にエラー・レポートを送信するように dbsupport を設定します。

    dbsupport -cc autosubmit
  • 次のコマンドは、自動的なエラー・レポート送信を無効にします。

    dbsupport -cc no

エラー・レポートを送信しないように選択すると、レポートの内容はハード・ディスクの診断ディレクトリに残ります。診断ディレクトリの場所は、SADIAGDIR 環境変数で指定されています。SADIAGDIR 環境変数を参照してください。

-lc オプションを使用してエラー・レポートのリストを表示できます。

  • 次のコマンドは、iAnywhere Solutions に送信されていないすべてのクラッシュ・レポートのリストを作成します。

    dbsupport -lc

エラー・レポートを iAnywhere に送信すると、致命的なエラーやアサーションの原因の究明に役立つことがあります。送信したエラー・レポートは、コンピュータから削除されます。サポート・ユーティリティ (dbsupport)を参照してください。

-sc オプションを使用してエラー・レポートを手動で送信できます。

  • 次のコマンドは、診断ディレクトリに保存されているすべてのクラッシュ・レポートと診断情報を、iAnywhere Solutions に送信します。

    dbsupport -sa