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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの管理 » データベース管理ユーティリティ

 

Windows 用サービス・ユーティリティ (dbsvc)

SQL Anywhere サービスの作成、変更、削除を行います。

構文
dbsvc [ modifier-options ] -d svc
dbsvc [ modifier-options ] -g svc
dbsvc [ modifier-options ] -l
dbsvc [ modifier-options ] -u svc
dbsvc [ modifier-options ]  creation-options -w svc details
dbsvc [ modifier-options ] -x svc
details:
<full-executable-path> [ options ]
主要オプション 説明
@data

指定された環境変数または設定ファイルからオプションを読み込みます。設定ファイルの使用を参照してください。

設定ファイル内のパスワードなどの情報を保護する場合は、ファイル難読化ユーティリティを使用して、設定ファイルの内容を難読化できます。ファイル難読化ユーティリティ (dbfhide)を参照してください。

-d service-name サービス・リストから指定のサービスを削除します。-y を指定すると、確認メッセージを表示せずにサービスを削除します。
-g service-name パスワード以外のサービスの定義をリストします。
-l 使用できる SQL Anywhere サービスをリストします。
-u service-name service-name という名前のサービスを起動します。
-w executable parameters

新しいサービスを作成するか、同名のサービスが存在する場合はそれを上書きします。-y を指定すると、確認メッセージを表示せずに既存のサービスを上書きします。

サービスとして使用する実行プログラムのフル・パスを指定します。これは、その下でサービスが実行されるアカウントのパスの中に適切な SQL Anywhere インストール・ディレクトリがない場合があるからです。

作成するサービスに適したパラメータを指定します。

次の項を参照してください。

-x service-name service-name という名前のサービスを停止します。
作成オプション 説明
-a acct

Microsoft Windows アカウントを指定します。すべてのサービスは、Microsoft Windows アカウントの下で実行されます。作成したアカウントの下で実行する場合は、-a オプションでアカウントを指定し、-p オプションでパスワードを指定します。

サービスとしてログインする権限は、LocalSystem を除くすべてのアカウントに必要です。アカウントのサービスとしてログインする権限が有効でない場合は、有効にするよう要求されます。-y オプションも指定すると、dbsvc はプロンプトを表示することなくサービスとしてログインする権限を付与しようとします。-y オプションを指定しないで -q オプションだけを指定すると、サービスとしてログインする権限を有効にするよう要求するプロンプトは表示されず、dbsvc は失敗します。

-as すべてのサービスは、Microsoft Windows アカウントの下で実行されます。-as を指定すると、サービスは Microsoft Windows LocalSystem アカウントの下で実行されます。パスワードは必要ありません。-a または -as のいずれかを必ず使用してください。
-i アイコンが表示され、これをダブルクリックするとデータベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウが表示されます。
-p サービスが実行されるアカウントのパスワードを指定するには、このオプションを -a オプションと一緒に使用します。
-rg dependency,... 作成するサービスが起動できるよう事前に起動しておく必要のある 1 つ以上の起動順序グループを指定します。
-rs dependency,... リストに含まれるすべてのサービスが起動してから、作成したサービスの起動を許可するように指定します。
-s startup SQL Anywhere サービスの起動時の動作を設定します。起動時の動作は Automatic、Manual、または Disabled に設定できます。デフォルトは Manual です。
-sd description このオプションを使用して、サービスの説明を表示します。説明は、Windows のサービス マネージャに表示されます。
-sn name

このオプションを使用して、サービスの名前を指定します。この名前は、Windows のサービス マネージャに表示されます。-sn オプションを指定しない場合、デフォルトのサービス名は SQL Anywhere - svc です。たとえば、次のサービスにはデフォルトで SQL Anywhere - myserv という名前が付けられます。

dbsvc -as -w myserv
"c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbeng11.exe"

サービス名 myserv が Windows のサービス・マネージャに表示されるようにするには、次のコマンド (全体を 1 行に入力) を実行する必要があります。

dbsvc -as -sn myserv -w myserv
"c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbeng11.exe"
-t type

このサービスのタイプを指定します。次のタイプから選択できます。

すべてのサービス・タイプのデフォルト設定は Standalone です。

変更オプション 説明
-cm

サービスの作成に使用するコマンドを表示します。このオプションを使用すると、作成コマンドをファイルに出力できます。このファイルを使用して、別のコンピュータにサービスを追加したり、変更が加えられたサービスを元の状態にリストアしたりすることができます。-cm とともに -g オプションまたは -l オプションを指定しないとコマンドは失敗します。-g を指定すると、指定のサービスの作成コマンドが表示されるのに対し、-l を指定するとすべてのサービスの作成コマンドが表示されます。

指定のサービスが存在しない場合は、サービスを削除するコマンドが生成されます。たとえば、コンピュータに service_1 が存在しない場合、dbsvc -cm -g service_1 は service_1 サービスを削除する次のコマンドを返します。

dbsvc -y -d "service_1"

サービスが LocalSystem アカウントを使用しない場合は、パスワードを取り出すことはできないため、生成されるコマンドにはパスワードは含まれません。-a user -p password を使用してサービスを作成した場合、出力には -a user のみが含まれます。

-o log-file

サービス・ユーティリティ (dbsvc) の出力を指定されたファイルに書き込みます。-o オプションは、-d、-g、-l、-u、-x の前に指定してください。dbsvc とサービスとして実行する実行ファイル (データベース・サーバなど) の両方に指定すると、それぞれについて ログ・ファイルが作成されます。次に例を示します。

dbsvc -o out1.txt -y -as -w mydsn install-dir\bin32\dbsrv11 -n mysrv -o c:\out2.txt

この場合は、dbsvc の出力が out1.txt に書き込まれ、データベース・サーバの出力は c:\out2.txt に書き込まれます。

-q データベース・サーバ・メッセージ・ウィンドウにメッセージを表示しません。-q を指定する場合は、-o オプションを使用してメッセージを書き込むファイルを指定するようおすすめします。既存のサービスの変更時または削除時にこのオプションを指定する場合、-y も指定しないと操作は失敗します。
-y 確認メッセージを表示することなく、処理を実行します。このオプションは、-w または -d オプションと一緒に使用できます。既存のサービスの変更時または削除時に -q を指定する場合、-y も指定しないと操作は失敗します。
備考

サービスは、一連のオプションを使ってデータベース・サーバやその他のアプリケーションを実行します。このユーティリティでは、Windows 上で動作している SQL Anywhere サービスを包括的な方法で管理できます。サービス・ユーティリティを使用するには、ローカル・コンピュータ上で Administrators グループのメンバである必要があります。

サービス・ユーティリティにアクセスするには、次の方法があります。

  • Sybase Central のサービス作成ウィザードを使用する。Windows サービスの作成を参照してください。

  • コマンド・プロンプトで、dbsvc コマンドを入力する。

終了コードは、0 (成功) または 0 以外の値 (失敗) です。ソフトウェア・コンポーネントの終了コードを参照してください。

参照

指定のサーバを指定のパラメータで起動する、myserv という名前のパーソナル・サーバ・サービスを作成します。このサーバは LocalSystem ユーザとして実行されます。

dbsvc -as -w myserv "c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbeng11.exe" -n myeng -c 8m "c:\temp\mysample.db"

mynetworkserv という名前のネットワーク・サーバ・サービスを作成します。このサーバはローカル・アカウントで実行され、コンピュータを再起動すると自動的に起動します。

dbsvc -as -s auto -t network -w mynetworkserv "c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbsrv11.exe" 
-x tcpip -c 8m "c:\temp\mysample.db"

サービス myserv についての詳細をすべてリストします。

dbsvc -g myserv

myserv という名前のサービスを、確認メッセージを表示せずに削除します。

dbsvc -y -d myserv

Workstation サービスと TDI グループに依存するサービスを作成します。

dbsvc -rs lanmanworkstation -rg TDI -w ...

mysyncservice という名前のサービスを作成します。

dbsvc -as -s manual -t dbmlsync -w mysyncservice "c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbmlsync.exe" 
-c "SQL Anywhere 11 CustDB"

service_1 サービスを作成するためのコマンドを生成し、それを restoreservice.bat というファイルに出力します。

dbsvc -cm -g service_1 > restoreservice.bat

restoreservice.bat ファイルには以下が含まれています。

dbsvc -t Standalone -s Manual -as -y -w "service_1"
"c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbeng11.exe"

手動で起動される Mobile Link Listener サービスを作成します。

dbsvc -as -i -w myListener "c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dblsn.exe" "@c:\temp\dblsn.opt"

myListener サービスを起動します。

dbsvc -u myListener

myListener サービスを停止します。

dbsvc -x myListener

データベース・サーバの起動時に自動的に開始するボリューム・シャドウ・コピー・サービス (VSS) サービスを作成します。

dbsvc -as -s Automatic -t vss -w SAVSSWriter "c:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32\dbvss11.exe"