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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの管理 » データベース管理ユーティリティ

 

Broadcast Repeater ユーティリティ (dbns11)

SQL Anywhere クライアントは、UDP ブロードキャストは通常到達しないような、別のサブネット上やファイアウォールを介して実行している SQL Anywhere データベース・サーバを検索できます。

構文
dbns11 [ options ] [ address ... ]
オプション 説明
@data

指定された環境変数または設定ファイルからオプションを読み込みます。設定ファイルの使用を参照してください。

設定ファイル内のパスワードなどの情報を保護する場合は、ファイル難読化ユーティリティを使用して、設定ファイルの内容を難読化できます。ファイル難読化ユーティリティ (dbfhide)を参照してください。

-ap port データベース・サーバで使用されるポート番号を指定します。デフォルトのポート番号は 2638 です。
-m ip DBNS プロセスが実行されているコンピュータの IP アドレスを指定します。このパラメータは、複数の IP アドレスがあるコンピュータでは必須です。このアドレスは IPv4 アドレスであることが必要です。
-o filename Broadcast Repeater のメッセージ・ウィンドウに表示される出力を指定されたファイルに書き込みます。
-p port DBNS Broadcast Repeater で使用されるポート番号を指定します。デフォルトは 3968 です。サブネット間にファイアウォールがある場合は、標準のクライアント/サーバ通信用のポート 2638 に加え、Broadcast Repeater ユーティリティが DBNS プロセス間の TCP 接続に使用するポートも開く必要があります。
-q クワイエット・モードで実行します (メッセージを表示しません)。
-s 新しい DBNS プロセスは別の DBNS プロセスが同じサブネット上で実行されていないかどうかをチェックし、既存の DBNS プロセスが見つかった場合は、エラーを返してから停止します。
-x host 指定するホストで実行中の DBNS プロセスを停止します。IP アドレスとホスト名のどちらでも指定できます。
-z DBNS Broadcast Repeater をデバッグ・モードで起動します。デバッグ・モードで実行すると、受信または送信される各 SQL Anywhere ブロードキャスト・パケットに対応する行が Broadcast Repeater のメッセージ・ウィンドウに表示されます。デバッグ出力が冗長であるため、接続上の問題がある場合のみデバッグ・モードを使用してください。
address DBNS プロセスを実行中または将来実行する他のコンピュータの IP アドレスまたはホスト名を指定します。これによって、DBNS プロセスが互いを検出し、既知のデータベース・サーバや他の DBNS プロセスの情報を交換できます。
備考

Broadcast Repeater を使用すると、UDP ブロードキャストは通常到達しない、別のサブネット上やファイアウォール越しの SQL Anywhere データベース・サーバであっても、SQL Anywhere クライアントは HOST 接続パラメータや LDAP を使用することなく検索できます。

address には、IP アドレスとコンピュータ名のどちらでも指定できます。複数のアドレスを指定する場合は、スペースで区切ります。

このユーティリティは、サポートされている UNIX プラットフォームと、32 ビットおよび 64 ビットのすべての Windows プラットフォームで使用できます。

Broadcast Repeater を使用するためには、クライアントとデータベース・サーバで SQL Anywhere 9.0.2 以降が実行されている必要があります。

警告

dbns11 ユーティリティを SQL Anywhere データベース・サーバと同じコンピュータ上で実行しないようおすすめします。dbns11 またはデータベース・サーバが UDP ブロードキャストを受信しなくなる可能性があります。

参照

サブネット 10.50.83.255 と 10.50.125.255 のコンピュータがブロードキャストを使用して接続できるようにする場合を想定します。10.50.83.255 サブネット上のコンピュータ (10.50.83.114 のコンピュータ A) と 10.50.125.255 サブネット上のコンピュータ (10.50.125.103 のコンピュータ B) が必要です。

両方のコンピュータで dbns11 を実行し、それぞれ他方のコンピュータの IP アドレスを渡します。コンピュータ A では次のコマンドを実行します。

dbns11 10.50.125.103

コンピュータ B では次のコマンドを実行します。

dbns11 10.50.83.114

いずれかのコンピュータに複数の IP アドレスがある場合は、-m オプションを使用してローカル IP アドレスも指定する必要があります。たとえば、コンピュータ A では次のようなコマンドを使用します。

dbns11 -m 10.50.83.114  10.50.125.103