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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL リファレンス » SQL の使用 » SQL 文 » SQL 文 (A ~ D)

 

ATTACH TRACING 文

診断トレーシング・セッションを開始するときに、この文を使用します。つまり、診断テーブルに診断情報を送信し始めるときに使用します。

構文
ATTACH TRACING TO { LOCAL DATABASE | connect-string } 
 [ LIMIT { size | history } ]
connect-string : データベース用の接続文字列
size : SIZE nnn { MB | GB }
history : HISTORY nnn { MINUTES | HOURS | DAYS }
nnn : integer
パラメータ
  • connect-string   トレーシング情報を受信するデータベースに接続するときに必要な接続文字列。このパラメータは、プロファイルされているデータベースがデータを受信するデータベースと異なる場合にのみ必要です。

    connect-string では、パラメータ DBF、DBKEY、DBN、ENG、LINKS、PWD、UID を使用できます。

    DBF は、データベース・サーバのロケーションに対する相対パスで指定します。指定がない場合、データベース・サーバは現在のサーバ・コンピュータ上にある同じ名前のデータベースを起動します。

    DBF パラメータと接続パラメータ LINKS または ENG を一緒に指定すると、エラーが返されます。

  • LIMIT 句   トレーシング・データベースに格納されているデータ・サイズの制限。サイズまたは期間で指定します。

備考

ATTACH TRACING 文は、主に Sybase Central のトレーシング・ウィザードで使用します。手動で実行することもできます。データベースのプロファイルを使用する場合は、手動で実行する必要があります。

ATTACH TRACING 文は、プロファイルするデータベースのトレーシング・セッションを開始するときに使用します。この文はトレーシング・レベルを設定した後にのみ使用できます。Sybase Central または sa_set_tracing_level システム・プロシージャを使用してトレーシング・レベルを設定できます。

セッションを開始すると、sa_diagnostic_tracing_level テーブルに設定したトレーシング・レベルに応じたトレーシング情報が生成されます。LOCAL DATABASE を指定して、プロファイル対象の同じデータベース内にあるトレーシング・テーブルにトレーシング・データを送信できます。または、接続文字列をそのデータベースに指定することで (connect-string)、トレーシング・データを別のトレーシング・データベースに送信できます。トレーシング・データベースはあらかじめ作成されている必要があります。また、トレーシング・データベースへのパーミッションも必要です。

LIMIT SIZE 句または LIMIT HISTORY 句を使用して、トレーシング・データの格納サイズを制限できます。トレーシング・データを特定のサイズに制限するときは、LIMIT SIZE 句を使用します。単位は MB または GB です。期間を指定してトレーシング・データのサイズを制限するときは、LIMIT HISTORY 句を使用します。単位は分、時間、日です。たとえば、HISTORY 8 DAYS と指定すると、トレーシング・データベースにトレーシング・データが格納される期間は 8 日間に制限されます。

トレーシング・セッションを開始するには、トレーシング・データベースと運用データベースが稼働しているデータベース・サーバで TCP/IP が実行されている必要があります。TCP/IP プロトコルの使用を参照してください。

ローカル・データベースに対するトレーシングの場合でも、機密データを含むパケットはネットワーク・インタフェース上に表示されます。セキュリティ上の理由から、接続文字列に暗号化を指定できます。

現在のトレーシング・レベルを参照するには、sa_diagnostic_tracing_level テーブルを参照します。sa_diagnostic_tracing_level テーブルを参照してください。

トレーシング・データの送信先を表示するには、SendingTracingTo データベース・プロパティを確認します。データベース・プロパティを参照してください。

パーミッション

プロファイル対象のデータベースに接続する必要があります。また、DBA 権限または PROFILE 権限が必要です。

関連する動作

なし

参照
標準と互換性
  • SQL/2003   ベンダ拡張。

次の例は、sa_set_tracing_level システム・プロシージャを使用して、トレーシング・レベルを 1 に設定します。次に、トレーシング・セッションを開始します。ローカル・データベースで生成されたトレーシング・データは、別のコンピュータにある mytracingdb トレーシング・データベースに送信されます。指定した接続文字列を参照してください。トレーシング・セッション中に、最長 2 時間のトレーシング・データが保持されます。ATTACH TRACING 文の例はすべて 1 行であることに注意してください。

CALL sa_set_tracing_level( 1 );
ATTACH TRACING TO 'uid=DBA;pwd=sql;eng=remotedbsrv11;dbn=mytracingdb;links=tcpip'
 LIMIT HISTORY 2 HOURS;