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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - SQL の使用法 » リモート・データとバルク・オペレーション » データのインポートとエクスポート

 

クライアント・コンピュータ上のデータへのアクセス

SQL Anywhere では、ファイルをデータベース・サーバ・コンピュータにコピーすることなく、SQL の文と関数を使用して、クライアント・コンピュータ上のファイルからデータをロードしたり、ファイルにデータをアンロードすることができます。これを実行するために、データベース・サーバは Command Sequence 通信プロトコル (CmdSeq) ファイル・ハンドラを使用して転送を開始します。CmdSeq ファイル・ハンドラは、データベース・サーバがクライアント・コンピュータとのデータの転送を必要としているクライアント・アプリケーションから要求を受信した後、応答を送信する前に呼び出されます。このファイル・ハンドラは、クライアントの複数のファイルの同時転送およびインターリーブ転送を任意の時点でサポートしています。たとえば、クライアント・アプリケーションにより実行された文で複数のファイルの同時転送が必要な場合、データベース・サーバはそれを開始することができます。

CmdSeq ファイル・ハンドラを使用してクライアント・データの転送を実行することにより、アプリケーションは特殊なコードを使用する必要がなく、次に示す SQL コンポーネントを使用した機能をすぐに利用することができます。

  • READ_CLIENT_FILE 関数   READ_CLIENT_FILE 関数は、クライアント・コンピュータ上の指定したファイルからデータを読み込み、ファイルの内容を表す LONG BINARY 値を返します。この関数は、BLOB が使用可能な SQL コードの任意の位置で使用できます。可能な場合は、文で実体化の実行を明示的に指定していないかぎり、READ_CLIENT_FILE 関数によって返されるデータはメモリ内で実体化されません。たとえば、LOAD TABLE 文は実体化を行わずにクライアント・ファイルからデータをストリーミングします。READ_CLIENT_FILE 関数によって返された値を接続変数に割り当てると、データベース・サーバはクライアント・ファイルの内容を取得して実体化します。READ_CLIENT_FILE 関数 [文字列]を参照してください。

  • WRITE_CLIENT_FILE 関数   WRITE_CLIENT_FILE 関数は、クライアント・コンピュータにある、指定したファイルにデータを書き込みます。WRITE_CLIENT_FILE 関数 [文字列]を参照してください。

  • READCLIENTFILE 権限   READCLIENTFILE 権限を使用すると、ユーザはクライアント・コンピュータにあるファイルを読み込むことができます。READCLIENTFILE 権限を参照してください。

  • WRITECLIENTFILE 権限   WRITECLIENTFILE 権限を使用すると、ユーザはクライアント・コンピュータにあるファイルに書き込むことができます。WRITECLIENTFILE 権限を参照してください。

  • LOAD TABLE ... USING CLIENT FILE 句   USING CLIENT FILE 句を使用すると、クライアント・コンピュータにあるファイル内のデータを使用してテーブルをロードできます。たとえば、LOAD TABLE ... USING CLIENT FILE 'my-file.txt'; と指定すると、クライアント・コンピュータから my-file.txt というファイルがロードされます。LOAD TABLE 文を参照してください。

  • LOAD TABLE ... USING VALUE 句   USING VALUE 句を使用すると、BLOB 式を値として指定できます。BLOB 式では、READ_CLIENT_FILE 関数を使用してクライアント・コンピュータ上のファイルから BLOB をロードできます。たとえば、LOAD TABLE ... USING VALUE READ_CLIENT_FILE( 'my-file' ) というように指定します。my-file はクライアント・コンピュータ上のファイルです。LOAD TABLE 文を参照してください。

  • UNLOAD TABLE ... INTO CLIENT FILE 句   INTO CLIENT FILE 句を使用すると、データのアンロード先としてクライアント・コンピュータにあるファイルを指定できます。UNLOAD 文を参照してください。

  • UNLOAD TABLE ... INTO VARIABLE 句   INTO VARIABLE 句を使用すると、データのアンロード先として変数を指定できます。UNLOAD 文を参照してください。

  • read_client_file および write_client_file 保護機能   read_client_file および write_client_file 保護機能は、クライアント・ファイルの読み込みまたは書き込みを行う文の使用を制御します。保護された機能の指定-sf サーバ・オプションを参照してください。


クライアント側データ・セキュリティ
クライアント側データのロード時のリカバリの計画