dbmlsync が起動時に同期するのを防ぎます。このオプションを指定しない場合は、スケジューリング・オプションにより、dbmlsync が起動時に同期されます。
nss={ on | off }; ...
このオプションが有効なのは、スケジュールが EVERY または INFINITE 句と一緒に使用されている場合だけです。これらのスケジュール・オプションでは、dbmlsync は起動時に自動的に同期します。
デフォルトは off です。
NoSyncOnStartup を on に設定し、INFINITE 句と一緒にスケジュールを使用すると、ウィンドウ・メッセージが受信されるまで同期は行われません。
NoSyncOnStartup を on に設定して、EVERY 句と一緒にスケジュールを使用すると、起動後の最初の同期は、EVERY 句で指定した期間の経過後に行われます。
この設定は、dbmlsync 起動時以外、スケジュールの動作に影響することはありません。
このオプションには省略形と長形式があり、nss または NoSyncOnStartup を使用できます。
拡張オプションのデータベースへの格納もできます。dbmlsync 拡張オプションの詳細については、dbmlsync 拡張オプションの概要を参照してください。
次の dbmlsync コマンド・ラインの一部は、dbmlsync を使用するときのこのオプションの設定方法を示します。
dbmlsync -e "schedule=EVERY:01:00;nss=off"... |
次の SQL 文は、このオプションのデータベースへの格納方法を示します。
CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION TO sales_publication FOR ml_user1 OPTION nss='off', schedule='EVERY:01:00'; |
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