Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Mobile Link - サーバ管理 » Mobile Link サーバ・テクノロジの使用 » Mobile Link サーバ・オプション

 

-xo オプション

Mobile Link バージョン 8 と 9 のクライアントのネットワーク・プロトコルとプロトコル・オプションを設定します。

構文
mlsrv11 -c "connection-string" 
  -xo protocol[ protocol-options ] ...
protocol-options : ( keyword=value; ... )
備考

クライアント・アプリケーションとの通信に使用する通信プロトコルを指定します。デフォルトは TCPIP でポート 2439 を使用します。

許可されている protocol の値は次のとおりです。

  • tcpip   TCP/IP を介したアプリケーションからの接続を受け入れます。

  • http   標準の Web プロトコルを使用した接続を受け入れます。クライアント・アプリケーションは HTTP のバージョンを選択でき、Mobile Link サーバは接続ごとにバージョンを調整します。

  • https   安全なトランザクションを処理する HTTP の変形プロトコルを使用した接続を受け入れます。HTTPS プロトコルは、RSA 暗号化を使用して HTTP over SSL/TLS を実装します。また、他の HTTPS サーバと互換性があります。

  • https_fips   HTTPS プロトコルと、FIPS 認定の暗号化アルゴリズムを使用して、接続を受け入れます。HTTPS_FIPS では、別の FIPS 140-2 認定ソフトウェアを使用します。rsa_tls を使用しているサーバは、rsa_tls_fips を使用しているクライアントと互換性があり、rsa_tls_fips を使用しているサーバは、rsa_tls を使用しているクライアントと互換性があります。

必要に応じて、option=value の形式でネットワーク・プロトコル・オプションを指定することもできます。個々の複数のオプションは、セミコロンで区切ってください。指定できるオプションは、選択するプロトコルによって異なります。

  • TCP/IP オプション   tcpip プロトコルを指定する場合は、次のプロトコル・オプションを任意で指定できます。

    • backlog=number-of-connections   リモート接続の最大数。この値を超えて新しい同期要求が行われると Mobile Link サーバによって拒否されるため、クライアント側で同期が失敗します。バックログのサイズを指定することで、サーバがビジーなときにクライアントが同期を待ち続けることを回避できます。バッグログのサイズを指定しないと、Mobile Link サーバはできるだけ多くの接続を受け入れるので、ネットワーク接続に対するオペレーティング・システムの制限に達したり超える可能性があります。これにより、処理速度が低下したり、誤動作が発生することがあります。

      クライアントは、リモート接続の最大数をすでに受け入れている Mobile Link サーバと同期しようとすると、エラー・コード -85 (SQLE_COMMUNICATIONS_ERROR) を受信します。クライアント・アプリケーションはこのエラーを処理して、数分後に接続を再び試みます。

      SQLE_COMMUNICATIONS_ERROR の詳細については、通信エラーが発生しました。を参照してください。

      数千の同時同期が可能な環境で Mobile Link を使用している場合は、backlog オプションを使用して、リモート接続の最大数をオペレーティング・システムの制限よりも少なく指定します。オペレーティング・システムの制限の考慮を参照してください。

    • host=hostname   Mobile Link サーバが受信に使用するホスト名または IP アドレス。デフォルト値は localhost です。

    • ignore=hostname   接続を確立する場合に、Mobile Link サーバが無視するホスト名または IP アドレス。このオプションを使用すると、最も可能性が低いレベルにある負荷分散装置からの要求を無視することができ、Mobile Link サーバ・ログと Mobile Link モニタの出力ファイルへの過剰な出力を回避できます。無視するホストは複数指定できます。たとえば、-x tcpip(ignore=lb1;ignore=123.45.67.89) の形式で指定します。

    • liveness_timeout=n   クライアントとの最後の通信から、Mobile Link が同期を終了するまでの時間 (秒単位)。値 0 はタイムアウトがないことを意味します。デフォルトは 120 秒です。

    • port=portnumber   Mobile Link サーバが受信に使用するソケット・ポート番号。デフォルトのポートは 2439 です。これは、Mobile Link サーバの IANA 登録ポート番号です。

      注意

      mlsrv11 の -x と -xo の各オプションでは、同じデフォルトのポートが使用され、-x は指定しなくても開始されます。したがって、-x オプションでポートを変更しなかった場合は -xo のポートを変更する必要があります。

    • security=cipher(keyword=value;...)   この接続を介して行われるすべての通信は、トランスポート・レイヤ・セキュリティを使用して暗号化および認証されます。cipher には次のいずれかを指定してください。

      暗号化 (cipher) 説明
      rsa_tls RSA 暗号化。
      rsa_tls_fips FIPS 認定の RSA 暗号化。rsa_tls_fips は、FIPS 140-2 認定ソフトウェアという別のソフトウェアを使用しますが、https (SQL Anywhere バージョン 9.0.2 以降) を使用するクライアントと互換性があります。
      ecc_tls 楕円曲線暗号方式。下位互換のために、ecc_tls を certicom_tls と指定することもできます。

      セキュリティ・パラメータは、certificate (サーバ認証で使用される ID ファイルのパスとファイル名) と certificate_password です。選択した暗号パッケージ・プログラムと一致する証明書を使用してください。

      詳細については、トランスポート・レイヤ・セキュリティを使用する Mobile Link サーバの起動を参照してください。

      別途ライセンスが必要な必須コンポーネント

      ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。

      別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。

  • HTTP オプション   http プロトコルを指定する場合は、次のプロトコル・オプションを任意で指定できます。

    • backlog=number-of-connections    リモート接続の最大数。この値を超えて新しい同期要求が行われると Mobile Link サーバによって拒否されるため、クライアント側で同期が失敗します。バックログのサイズを指定することで、サーバがビジーなときにクライアントが同期を待ち続けることを回避できます。バッグログのサイズを指定しないと、Mobile Link サーバはできるだけ多くの接続を受け入れるので、ネットワーク接続に対するオペレーティング・システムの制限に達したり超える可能性があります。これにより、処理速度が低下したり、誤動作が発生することがあります。

      クライアントは、リモート接続の最大数をすでに受け入れている Mobile Link サーバと同期しようとすると、エラー・コード -85 (SQLE_COMMUNICATIONS_ERROR) を受信します。クライアント・アプリケーションはこのエラーを処理して、数分後に接続を再び試みます。

      SQLE_COMMUNICATIONS_ERROR の詳細については、通信エラーが発生しました。を参照してください。

      数千の同時同期が可能な環境で Mobile Link を使用している場合は、backlog オプションを使用して、リモート接続の最大数をオペレーティング・システムの制限よりも少なく指定します。詳細については、オペレーティング・システムの制限の考慮を参照してください。

    • buffer_size=number   Mobile Link サーバから送信される HTTP メッセージの本文の最大サイズ (バイト単位)。このオプションを変更すると、HTTP メッセージの送信に割り当てられるメモリ量が減少または増加します。デフォルトは 65535 バイトです。

    • contd_timeout=seconds   同期を中止する前に、部分的に完了した同期の次の部分を受信するまで Mobile Link サーバが待機する秒数。クライアントが接続を続行できないことが待機時間で示されている場合は Mobile Link サーバのリソースを解放するように、このオプションを調整できます。デフォルト値は 30 秒です。

    • host=hostname   Mobile Link サーバが受信に使用するホスト名または IP アドレス。デフォルト値は localhost です。

    • port=portnumber   Mobile Link サーバが受信に使用するソケット・ポート番号。ポート番号は、Mobile Link サーバがモニタしているポートと一致させます。デフォルトのポートは 80 です。

      注意

      mlsrv11 の -x と -xo の各オプションでは、同じデフォルトのポートが使用され、-x は指定しなくても開始されます。したがって、-x オプションでポートを変更しなかった場合は -xo のポートを変更する必要があります。

    • session_key={ cookie | header }   接続の追跡に使用する、JSESSIONID の代わりを作成します。ネットワークで JSESSIONID がすでに使用されている場合に必要になることがあります。

    • unknown_timeout=seconds   同期を中止する前に、新しい接続の HTTP ヘッダを受信するまで Mobile Link サーバが待機する秒数。ネットワーク障害が発生したことが待機時間で示されている場合は Mobile Link サーバのリソースを解放するように、このオプションを調整できます。デフォルト値は 30 秒です。

    • version=http-version   Mobile Link サーバは、クライアントが使用している HTTP のバージョンを自動的に検出します。このパラメータは、クライアントが使用しているバージョンをサーバが検出できない場合に使用される、HTTP のデフォルト・バージョンを指定する文字列です。1.0 または 1.1 を選択できます。デフォルト値は 1.1 です。

  • HTTPS または HTTPS_FIPS オプション   https プロトコルでは、トランスポート・レイヤ・セキュリティで RSA デジタル証明書を使用します。https_fips プロトコルでは、別の FIPS 140-2 認定ソフトウェアを使用しますが、https と互換性があります。

    詳細については、トランスポート・レイヤ・セキュリティを使用する Mobile Link サーバの起動を参照してください。

    別途ライセンスが必要な必須コンポーネント

    ECC 暗号化と FIPS 認定の暗号化には、別途ライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。

    別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。

    https プロトコルを指定する場合は、次のプロトコル・オプションを任意で指定できます。

    • backlog=number-of-connections    リモート接続の最大数。この値を超えて新しい同期要求が行われると Mobile Link によって拒否されるため、クライアント側で同期が失敗します。バックログのサイズを指定することで、サーバがビジーなときにクライアントが同期を待ち続けることを回避できます。バックログのサイズが指定されていない場合、クライアントは、バックログのサイズにかかわらず同期を試行します。

    • buffer_size=number    Mobile Link サーバから送信される HTTPS メッセージの本文の最大サイズ (バイト単位)。このオプションを変更すると、HTTPS メッセージの送信に割り当てられるメモリ量が減少または増加します。デフォルトは 65535 バイトです。

    • contd_timeout=seconds   同期を中止する前に、部分的に完了した同期の次の部分を受信するまで Mobile Link サーバが待機する秒数。クライアントが接続を続行できないことが待機時間で示されている場合は Mobile Link サーバのリソースを解放するように、このオプションを調整できます。デフォルト値は 30 秒です。

    • host=hostname   Mobile Link サーバが受信に使用するホスト名または IP アドレス。デフォルト値は localhost です。

    • port=portnumber   Mobile Link サーバが受信に使用するソケット・ポート番号。ポート番号は、Mobile Link サーバがモニタするように設定されているポートと一致させます。デフォルトのポートは 443 です。

      注意

      mlsrv11 の -x と -xo の各オプションでは、同じデフォルトのポートが使用され、-x は指定しなくても開始されるので、-x オプションでポートを変更しなかった場合は -xo のポートを変更する必要があります。

    • certificate   サーバ認証で使用される証明書ファイルのパスとファイル名。これは RSA 証明書でなければなりません。

    • certificate_password   証明書ファイルのパスワードを指定する省略可能なパラメータ。

      セキュリティの詳細については、トランスポート・レイヤ・セキュリティを参照してください。

    • session_key={ cookie | header }   接続の追跡に使用する、JSESSIONID の代わりを作成します。ネットワークで JSESSIONID がすでに使用されている場合に必要になることがあります。

    • unknown_timeout=seconds   同期を中止する前に、新しい接続の HTTP ヘッダを受信するまで Mobile Link サーバが待機する秒数。ネットワーク障害が発生したことが待機時間で示されている場合は Mobile Link サーバのリソースを解放するように、このオプションを調整できます。デフォルト値は 30 秒です。

    • version=http-version   Mobile Link サーバは、クライアントが使用している HTTP のバージョンを自動的に検出します。このパラメータは、クライアントが使用しているバージョンをサーバが検出できない場合に使用される、HTTP のデフォルト・バージョンを指定する文字列です。1.0 または 1.1 を選択できます。デフォルト値は 1.1 です。

次のコマンド・ラインは、バックログのサイズを 10 接続に設定します。

mlsrv11 -c "dsn=SQL Anywhere 11 CustDB;uid=ml_server;pwd=sql" -xo http(backlog=10)