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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 変更点とアップグレード » バージョン 9.0.0 の新機能 » バージョン 9.0.0 の新機能

 

Mobile Link の新機能

次に、バージョン 9.0.0 で導入したソフトウェアに加えられた変更と追加を示します。

  • サーバ起動同期   サーバ起動同期の機能を使用すると、統合データベースから Mobile Link 同期を起動できます。つまり、データ更新をリモート・データベースに送信できます。Mobile Link コンポーネント (Notifier) は、同期を起動する統合データベース内の変更の種類と、更新されたメッセージを受信するリモートの選択方法を決定するための、プログラム可能なオプションを備えています。リモート・コンポーネント (リスナ) では、リモートの応答方法を決定します。

    Mobile Link サーバ起動同期の概要を参照してください。

  • ファイルベースのダウンロード   ダウンロードをファイルとして処理できるようになりました。このため、電子メール、ftp、ディスク、マルチキャストによるファイル配布など、ファイルを任意の方法で配布できます。このリリースの場合、この機能を使用できるのは Adaptive Server Anywhere リモート・データベースだけです。

    Mobile Link ファイルベースのダウンロードを参照してください。

Moblie Link サーバの強化
  • 接続スクリプト begin_publication と end_publication の追加   2 つの新しいスクリプトが追加されました。これらが使用されるケースの 1 つは、ファイルベースのダウンロードの実装です。

    begin_publication 接続イベントend_publication 接続イベントを参照してください。

  • 接続スクリプト authenticate_parameters の追加   カスタム認証を行うための新しいスクリプトが追加されました。認証の中でこの新しいスクリプトが起動されてから、begin_synchronization スクリプトが起動されます。

    authenticate_parameters 接続イベントを参照してください。

  • 文字列に埋め込まれたブランクを削除するオプションの追加   dbmlsrv9 -b オプションを指定すると、同期の際、VARCHAR または LONG VARCHAR データ型のカラムの文字列から、後続ブランクが削除されます。

    -b オプションを参照してください。

  • .old 拡張子を持つ新しいログ・ファイルを開始するオプション   dbmlsrv9 -on オプションを指定すると、Mobile Link サーバ・ログが使用するディスク領域について、厳しい制限を課すことができます。

    -on オプションを参照してください。

  • ログの進行状況オフセット   Mobile Link サーバでは、進行状況のオフセット、最終アップロード時間、最終ダウンロード時間をレポートできます。この情報を入手するには、dbmlsrv9 の -vp オプションまたは -v+ オプションを使用します。

    -v オプションを参照してください。

  • .NET と Java 同期論理におけるエラーと警告の処理   Mobile Link サーバでエラーと警告を処理するための論理を追加できます。

    Java での Mobile Link サーバ・エラーの処理.NET での Mobile Link サーバ・エラーの処理を参照してください。

  • Mobile Link システム・テーブルへの追加   ml_user テーブルと ml_subscription テーブルに、last_upload_time と last_download_time という 2 つの新しいカラムが追加されました。デフォルトは NOT NULL で、デフォルト時刻は 1900 年 1 月 1 日 00:00:00 です。

    また、ml_subscription には、subscription_id カラムも追加されました。publication_name カラムには、パブリケーション名が格納されます。

    ml_userml_subscriptionを参照してください。

Adaptive Server Anywhere クライアントの強化
  • アップロードのみの同期処理   アップロードのみの同期処理を選択できるようになりました。

    dbmlsync に関する-uo オプションを参照してください。

  • ダウンロードのみの同期処理   ダウンロードのみの同期処理を選択できるようになりました。

    -ds オプションDownloadOnly (ds) 拡張オプションを参照してください。

  • ウィンドウ・メッセージによる同期の起動   ウィンドウ・メッセージを dbas_synchronize として登録し、これを dbmlsync のトップレベル・ウィンドに送信することで、dbmlsync を起動し、同期処理を実行できます。

  • 起動時に DLL をロード (Windows CE)   新しい dbmlsync -pd オプションを使用すると、起動時にロードする DLL を指定できます。Windows CE 上で dbmlsync を使用する場合は、このオプションを使用してください。

    -pd オプションを参照してください。

  • スキーマをアップグレードまたは変更する手段の追加   dbmlsync の -i オプションと SiteScriptName (sn) 拡張オプションに代わって、sp_hook_dbmlsync_schema_upgrade フック・ストアド・プロシージャが追加されました。

    sp_hook_dbmlsync_schema_upgradeを参照してください。

  • Mobile Link の終了コード   dbmlsync セッションの中で複数の同期処理を実行している場合は特に、その同期処理の成功や失敗を追跡し、記録することを支援するために、sp_hook_dbmlsync_process_exit_code という新しいクライアント・イベント・フック・プロシージャが追加されました。また、sp_hook_dbmlsync_abort フックの #hook_dict テーブルには、新しい値 (終了コード) が設定されます。

    sp_hook_dbmlsync_process_exit_codesp_hook_dbmlsync_abortを参照してください。

  • スケジューリングの強化   スケジュールを指定する場合、新しい HoverRescanThreshold (hrt) 拡張オプションまたは sp_hook_dbmlsync_log_rescan フックを使用することで、ログをスキャンする時間を短縮できます。

    HoverRescanThreshold (hrt) 拡張オプションsp_hook_dbmlsync_log_rescanを参照してください。

    英語以外の言語でも、スケジュールの中で省略形の英語の曜日名を使用できるようになりました。以前のバージョンでは、英語以外の言語のスケジュールでは、フルスペルの英語の曜日名を指定する必要がありました。

    スケジュール構文に、2 つの新しいキーワードが追加されました。キーワードの 1 つは INFINITE です。これは、dbmlsync に対して、次の同期が通知されるまでいつまでも待つことを指定します。もう 1 つのキーワードは 0 です。日付 (日) としての 0 はその月の最後の日を指定します。

    Schedule (sch) 拡張オプションを参照してください。

Ultra Light クライアントの強化
  • HotSync conduit のトラブルシューティング支援の強化   HotSync ログにトラブルシューティング情報を記録するように、HotSync conduit を設定できます。

パフォーマンスとモニタリングの強化
  • スキーマの変更がない場合の dbmlsync のパフォーマンス向上   dbmlsync はデフォルトで、各同期の前にスキーマ情報をロードしなくなりました。これによって、低速なハンドヘルド・デバイスにおける同期が、一般に 20 秒早くなります。

    -sc オプションを参照してください。

  • Windows CE 上での dbmlsync のパフォーマンスの向上   dbmlsync は、Windows CE 上で dbtool9.dll を使用しなくなりました。つまり、メモリの使用量が少なくなります。

  • Mobile Link モニタのコマンド・ライン・オプション   Mobile Link モニタは、さまざまなオプションを指定して、コマンド・ラインから起動できるようになりました。

    Mobile Link モニタの起動を参照してください。

  • リダイレクタの強化   新しく追加された LOG_LEVEL パラメータで、冗長性レベルを制御できます。

    リダイレクタのプロパティの設定 (サーバ・グループをサポートするリダイレクタの場合)を参照してください。

  • 活性の向上   TCP/IP を介して接続している場合、切断された接続がこれまでより早く検出されるようになりました。接続が切断されたときに Mobile Link ワーカ・スレッドが迅速に解放されるため、スループットが向上します。

その他
  • 警告メッセージの W プレフィクス   9.0 より以前のバージョンでは、警告メッセージとエラー・メッセージのプレフィクスはすべて、I または E でした。バージョン 9.0 では、警告メッセージのプレフィクスは W です。この変更は、dbmlsrv9、dbmlsync、dbremote、ssremote、dbltm、ssqueue に影響します。