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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 変更点とアップグレード » バージョン 10.0.0 の新機能 » Ultra Light » 新機能

 

主な機能

Ultra Light は、管理のしやすさと SQL Anywhere の互換性を念頭に置いて設計された、完全な機能を備えた関係データベース管理システムになりました。新機能や便利な機能が追加されましたが、Ultra Light の占有容量は小さいままです。今回のリリースにおける Ultra Light の制限事項の詳細については、Ultra Light の制限事項を参照してください。

今回のリリースに含まれる主な機能は次のとおりです。

  • データベースの上限の増加    Ultra Light データベースの上限が大幅に増加されました。特に、テーブルのローの最大数は 1600 万にまで増加されています。現在のデータベースの上限に関する詳細については、Ultra Light の制限事項を参照してください。

  • スキーマの統合   Ultra Light はスタンドアロンの RDBMS になり、データベースの論理構造を定義する個別のスキーマ・ファイルは必要なくなりました。今回のリリースでは、Ultra Light スキーマはデータベースに完全に統合されました。内部データベース・スキーマの詳細については、Ultra Light データベース・スキーマを参照してください。

  • 統合されたファイル・フォーマット   バージョン 10 の Ultra Light では、ファイル・フォーマットが統合されました。これにより、ほとんどのプラットフォームでデータベース・ファイルを共有できるようになりました。必要な照合が定義されていない文字が必要な場合は、データベースのエンコードに UTF-8 を選択しなければなりません。詳細については、Ultra Light での文字セットのエンコードに関するプラットフォーム要件Ultra Light utf8_encoding 作成パラメータを参照してください。

  • データベース・パフォーマンスとデータ整合性の向上   インデックス処理とデータベース・ページ管理が改善された結果、Ultra Light のデータベース・パフォーマンスとデータ整合性が全体的に向上しました。

  • インデックスでハッシュ処理を利用可能   ハッシュ処理を利用するためにインデックスを指定できるようになりました。ハッシュ・サイズは、インデックス単位で指定できます。ハッシュ・サイズによって、インデックス・ルックアップのパフォーマンス改善につながったり、データベース・ファイル・サイズに影響を及ぼしたりする可能性があります。Ultra Light のパフォーマンスと最適化を参照してください。

  • データベースの直接作成   Ultra Light データベース・ファイルを直接作成できるようになりました。Ultra Light データベースのソースとして、データベース・スキーマ・ファイルやリファレンス・データベース・ファイルは必要ありません。Sybase Central やコマンド・ライン・ユーティリティを使用したり、アプリケーションからプログラムで設定して、Ultra Light データベースを個別に作成できます。

    既存の Ultra Light ユーザの場合は、以前のバージョンと同じ方法でデータベースを作成できなくなりました。Ultra Light のアップグレードを参照してください。

  • Windows CE の直接サポート   このリリースでは、Ultra Light アプリケーションはデスクトップから Windows CE デバイスに展開されたデータベースに直接接続できます。プレフィクス WCE:\ を付けてパスと名前を指定することにより、Ultra Light データベースを指定できます。これらの直接アクセスは、Sybase Central と Interactive SQL を含むすべてのクライアント・アプリケーションと管理ツールでサポートされています。Windows Mobileを参照してください。

  • 動的 SQL プログラミング・インタフェースとしての Embedded SQL   以前のバージョンでは、Embedded SQL は静的なインタフェースでした。今回のバージョンでは、Ultra Light 動的 SQL のインタフェースとなり、SQL Anywhere データベースは不要になりました。Embedded SQL では、動的 ESQL 文や、ホスト変数のプレースホルダの使用もサポートしています。また、ESQL アプリケーションでは uleng10 を使用して実行できるようになりました。これを行うには、ulrt.lib ではなく ulrtc.lib に対してリンクします。

    この変更の結果、簡単な Embedded SQL アプリケーションでもサイズが大きくなったり、複雑なアプリケーションでもサイズが小さくなったりする場合があります。Ultra Light のアップグレードEmbedded SQL アプリケーションの開発を参照してください。