次に、バージョン 11.0.0 で導入された製品全体の変更点を示します。
Windows CE から Windows Mobile への変更 Windows CE の名前を使用した方が正確である場合を除き、マニュアルとソフトウェアで Windows CE という名前が Windows Mobile に変更されました。
readcert、gencert、reqtool の削除 ユーティリティの readcert、gencert、および reqtool は削除されました。これらは、これまで廃止予定になっていました。これらに代わり、createcert と viewcert を使用できます。証明書ユーティリティを参照してください。
createcert と viewcert の各ユーティリティの Mac OS X でのサポート 証明書ユーティリティの createcert と viewcert が、Mac OS X でサポートされるようになりました。証明書ユーティリティを参照してください。
certificate と certificate_password の各プロトコル・オプションの名前変更 TLS および HTTPS の certificate と certificate_password の各プロトコル・オプションは、それぞれ identity と identity_password に名前が変更されました。次の項を参照してください。
サンプル ID ファイルの変更 サンプル証明書を含む ID ファイルと、対応する TLS のプライベート・キーを含む ID ファイルの名前が、このリリースでそれぞれ変更されています。ファイル rsaserver.crt の名前は rsaserver.id に、ファイル sample.crt の名前は eccserver.id に変更されました。これらの ID ファイルのパスワードはともに、tJ1#m6+W から test に変更されました。
インストール・ディレクトリの変更 このリリースでは、32 ビットのソフトウェアのインストール先が win32 ディレクトリから bin32 ディレクトリに、64 ビットのソフトウェアのインストール先が X64 ディレクトリから bin64 ディレクトリに変更されました。たとえば、これまでのバージョンで C:\Program Files\SQL Anywhere 11\win32 にインストールされたソフトウェアは、このリリースでは C:\Program Files\SQL Anywhere 11\bin32 にインストールされます。
サンプル・データベースの ODBC データ・ソースの変更 これまでのリリースでは、ソフトウェアとともにインストールされたサンプル・データベースの ODBC データ・ソースはユーザ・データ・ソースでした。このリリースでは、SQL Anywhere 11 Demo、SQL Anywhere 11 CustDB、QAnywhere 11 Demo の各データ・ソースがシステム・データ・ソースになりました。
.NET 1.0 のサポート終了 SQL Anywhere 11 では Visual Studio 2003 はサポートされません。Visual Studio 2005 (.NET 2.0) と Visual Studio 2008 (.NET 3.x) はサポートされています。
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