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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere 11 - 変更点とアップグレード » バージョン 11.0.0 の新機能 » SQL Anywhere » SQL Anywhere の新機能

 

その他

次に、SQL Anywhere バージョン 11.0.0 でのその他の強化を示します。

  • 無効なビューの変更   これまでは、INVALID ステータスの通常のビューは変更できず、変更が必要な場合はビューを削除してから再作成する必要がありました。このリリースでは、無効なビューの定義を変更して、有効になるようにすることができます。

  • ビッグ・エンディアンとリトル・エンディアンの UTF-16 エンコードのサポート   SQL Anywhere では、プラットフォームのエンディアンに関係なく、すべてのプラットフォームでビッグ・エンディアンとリトル・エンディアンの両方の UTF-16 エンコードがサポートされるようになりました。LOAD TABLE 文と UNLOAD 文、また CSCONVERT 関数で UTF-16 エンコードを使用できます。ただし、接続またはデータベースのエンコードとして UTF-16 エンコードを使用することはできません。LOAD TABLE 文UNLOAD 文を参照してください。

    この機能を使用するには、データベースをアップグレードする必要があります。SQL Anywhere のアップグレードを参照してください。

  • インデックスのパフォーマンスの向上   特にキャッシュが満杯になったときのインデックスのパフォーマンスが向上しました。インデックスのパフォーマンスを向上するには、インデックスを再構築する必要があります。最も簡単な方法は、データベースを再構築することです。再構築したら、データベース・ファイルが大幅に小さくなっている可能性があります。これは正常な現象であり、問題ではありません。

  • 圧縮されたカラムでの INLINE と PREFIX の設定の尊重   これまでは、カラムに対して指定された INLINE と PREFIX の設定は、カラムが圧縮されていた場合は無視され、0 として処理されていました。このリリースでは、カラムが圧縮されていても、カラムに対するこれらの設定が尊重されるようになりました。BLOB の格納CREATE TABLE 文を参照してください。

  • バッチでのホスト変数の使用許可   いくつかの制約付きで、バッチ内でのホスト変数の参照が許可されるようになりました。バッチの概要を参照してください。

  • IN リスト・アルゴリズムの強化   これまでは、IN リスト内のすべての要素が定数値であるか、最適化時に評価すると定数値になる場合にのみ、オプティマイザで IN リスト・アルゴリズムが使用されました。このリリースでは、IN リスト述部に、開くときだけに評価される値 (CURRENT DATE、CURRENT TIMESTAMP、非決定的システム関数、ユーザ定義関数) や、クエリ・ブロック 1 回の実行中に定数である値 (外部参照) を含めることができるようになりました。InList アルゴリズム (IN)を参照してください。

  • 単純な DML 文でのプランのキャッシュ   プランのキャッシュが拡張され、クエリを省略できる SELECT 文 (単純な文) が含まれるようになりました。プランのキャッシュを参照してください。

  • 新しいデータベースのサイズ縮小   システム・テーブルの次のカラムが圧縮され、新しい (空の) データベースのサイズが約 200 KB 縮小されました。これは、Windows Mobile で使用するデータベースを作成するときに役立ちます。

    • ISYSEVENT.action
    • ISYSJARCOMPONENT.contents
    • ISYSPROCEDURE.proc_defn
    • ISYSSOURCE.source
    • ISYSTEXTCONFIG.char_stoplist
    • ISYSTEXTCONFIG.nchar_stoplist
    • ISYSTRIGGER.trigger_defn
    • ISYSVIEW.view_def

  • デフォルト・パケット・サイズと最小パケット・サイズの拡大   Windows Mobile を除くすべてのオペレーティング・システムで、デフォルトのパケット・サイズが 7300 バイトに拡大されました。Windows Mobile では、デフォルトは 1460 バイトのままです。最小パケット・サイズは 500 バイトに拡大されました。CommBufferSize 接続パラメータ [CBSIZE]-p サーバ・オプションを参照してください。

  • リモート・データ・アクセスのための新しい ODBC クラスのサポート   次の ODBC クラスのサポートが追加されました。

    • msaccessodbc
    • mysqlodbc
    • ulodbc
    • adsodbc

    詳細については、ODBC ベースのサーバ・クラスを参照してください。

    Access データベースの移行

    これまで SQL Anywhere for MS Access 移行ユーティリティ (upsize ツール) を使用して Microsoft Access データベースを SQL Anywhere に移行していた場合、今後は msaccessodbc クラスを使用できます。

  • データベース・サーバのメッセージの強化   データベース・サーバからのメッセージにカテゴリと重要度が割り当てられるようになりました。この情報には sa_server_messages システム・プロシージャを使用してアクセスできます。また、MessageCategoryLimit プロパティを使用して、維持するメッセージ数を設定できます。sa_server_messages システム・プロシージャを参照してください。

  • a_validate_type 列挙体の新しい VALIDATE_COMPLETE パラメータ   a_validate_type 列挙体に、データベースに対して可能な検証をすべて実行できる新しいパラメータ VALIDATE_COMPLETE が追加されました。a_validate_db 構造体を参照してください。

  • 外部アンロードの強化   データベースの外部アンロードを行うとき、生成される reload.sql の先頭に、コメント付き CREATE DATABASE 文が含まれるようになりました。この文を使用して、アンロードしたデータベースと同じデータベースを作成できます。

    アンロードしたデータベースがバージョン 9 以前の SQL Anywhere で作成され、カスタム照合があった場合は、COLLATION 句は次のようになります。

    COLLATION collation-label DEFINITION collation-definition

    ここで collation-definition はカスタム照合を指定する文字列です。

    アンロードしたデータベースが強力な暗号化を使用して作成されていた場合は、CREATE DATABASE 文の KEY 句の値が疑問符 3 つ (???) として表示されます。

    詳細については、内部アンロードと外部アンロード、内部再ロードと外部再ロードを参照してください。

  • 新しい SQL Anywhere Extension Agent OID   このリリースには、次の OID が追加されています。

    • saAgent.saRestart
    • saAgent.saInifile

    詳細については、SQL Anywhere MIB リファレンスを参照してください。

  • Deadlock システム・イベント   Deadlock システム・イベントは、デッドロックが発生したときに起動します。イベント・ハンドラでは、sa_report_deadlocks プロシージャを使用して、デッドロックが発生するに至った状況に関する情報を取得できます。Deadlock システム・イベントを使用するには、既存のデータベースをアップグレードする必要があります。システム・イベントの概要を参照してください。

  • データベースの上限の増加   SQL Anywhere データベースの制限値がいくつか増加しました。SQL Anywhere のサイズと数の制限を参照してください。

  • 実行プランの変更   オプティマイザによって生成される長いプランに、プラン全体に関連する次のエントリが表示されるようになりました。

    • 見積り済み最良プラン   オプティマイザが検出した最良アクセス・プランの数。

    • 見積り済みプラン   オプティマイザが算出したアクセス・プランの数。

    • 最適化時間   クエリの最適化に要した時間。

    実行プランの省略形を参照してください。

    グラフィカルなプランには次のエントリが表示されるようになりました。

    • 見積り済み最良プラン   このエントリはルート・ノードの [オプティマイザ統計] セクションにあり、オプティマイザが検出した最良アクセス・プランの数を示します。

    • 見積り済みプラン   このエントリはルート・ノードの [オプティマイザ統計] セクションにあり、オプティマイザが算出したアクセス・プランの数を示します。

    • 最適化時間   このエントリはルート・ノードの [オプティマイザ統計] セクションにあり、クエリの最適化に要した時間を示します。

    • FirstRowRunTime   このエントリは [ノード統計] セクションにあり、最初のローのフェッチ時間を示します。

    • 算出されたジョイン   このエントリはジョイン演算子の [高度な詳細] セクションにあり、ジョイン演算子の右側のサブツリーの最適化処理中にオプティマイザが算出したジョイン演算子のリストを示します。

    • 事前フィルタ述部   このエントリは [詳細] ウィンドウ枠の新しいスキャン・ノードのセクションにあり、スキャンの開始前に評価される述部のリストを示します。

    • スキャン述部   このエントリは [詳細] ウィンドウ枠のスキャン・ノードのセクションにあり、ローからフェッチされるカラムとして評価される述部のリストを示します。スキャン述部でローが拒否された場合、それ以上カラムは読み込まれません。スキャン述部は T.x <= 3T.x IS NULL などのシンプルな 1 つのカラムの述部です。

    • ポスト・スキャン述部   このエントリは [詳細] ウィンドウ枠の新しいスキャン・ノードのセクションにあり、ローがテーブル・ページから読み込まれた直後に評価される述部のリストを示します。ポスト・スキャン述部では、複数のカラムを参照でき、また関数や算術演算を使用できます。

    • 未確定述部   このエントリは [詳細] ウィンドウ枠の新しいスキャン・ノードのセクションにあり、ローのセットがメモリにフェッチされた後に評価される述部のリストを示します。未確定述部は、通常はサブクエリやユーザ定義関数などの複雑な操作が含まれ、スキャン述部やポスト・スキャン述部として評価できません。

    • 算出されたインデックス   [高度な詳細] ウィンドウ枠にあるこのエントリは、このスキャン演算子によって参照されているテーブルの最適化処理中にオプティマイザが算出したインデックス・スキャンまたはテーブル・スキャンのリストを示します。リスト内の各項目のフォーマットは、[詳細] ウィンドウ枠内のアクセス・プランで使用されているスキャン演算子の詳細と似ています。

    • Primary Key Table   このエントリはインデックス・スキャン演算子の [インデックス] セクションにあり、プライマリ・キー・テーブル名を示します。

    • Primary Key Table Estimated Rows   このエントリはインデックス・スキャン演算子の [インデックス] セクションにあり、プライマリ・キー・テーブル内のロー数を示します。

    • Primary Key Column   このエントリはインデックス・スキャン演算子の [インデックス] セクションにあり、プライマリ・キー・カラムの名前を示します。

    • 連続変換   このエントリはインデックス・スキャン演算子の [インデックス] セクションにあり、各物理インデックスについて、インデックスのクラスタ化の程度を示す統計を示します。

    • ランダム変換   このエントリはインデックス・スキャン演算子の [インデックス] セクションにあり、各物理インデックスについて、インデックスのクラスタ化の程度を示す統計を示します。

    • キー値   このエントリはインデックス・スキャン演算子の [インデックス] セクションにあり、インデックス内のユニークなエントリの数を示します。