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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » コンテキスト別ヘルプ » Mobile Link モニタのヘルプ

 

[オプション] ウィンドウ:[グラフ] タブ

使用率グラフは、Mobile Link モニタのデータをグラフィックで表示します。

このタブには次の項目があります。

[使用率統計] リスト   表示されているプロパティを選択またはクリアして、使用率グラフに表示するプロパティを指定します。

  • [表示]   このオプションを選択すると、プロパティが使用率グラフに表示されます。チェックボックスがオフになっているプロパティは表示されません。

  • [プロパティ]   使用率グラフに表示するように選択できるプロパティが表示されます。チェックボックスがオンになっているプロパティだけがグラフに表示されます。

    プロパティのリストは Mobile Link サーバまたは .mlm ファイルから取得され、.mlmonitorsettings に保存されます。.mlmonitorsettings を削除した場合は、プロパティにプレースホルダの値が表示されます (19 ~ 24)。

    プロパティは次のいずれかです。

    • [TCP/IP ワーク・キュー]   Mobile Link サーバの低レベル・ネットワーク・レイヤで実行される処理を表します。このレイヤでは、ネットワークに対するパケットの読み込みと書き込みを行います。このキューには、読み込み/書き込み要求が大量に追加されます。このキューは、ネットワークから読み込む必要がある受信データについて通知があったときや、ストリーム・ワーカからネットワークへの書き込み要求があったときに大きくなります。

      このキューが滞るのは、通常は読み込みまたは書き込みの未処理が原因です。読み込みと書き込みの両方の場合もありますが、通常はいずれか一方です。読み込みが滞るのは、Mobile Link サーバで大量の RAM が使用されていて、メモリ・ページのスワップ・インとスワップ・アウトが頻繁に行われている場合です。この場合は、RAM を増やすことを検討してください。書き込みが滞るのは、クライアントとサーバ間のネットワーク接続の速度が遅い場合です。このキューだけが滞る場合は、CPU の使用率を確認してください。CPU の使用率が高い場合は、読み込みまたはメモリに問題がある可能性があります。CPU の使用率が低い場合は、書き込み速度が遅い可能性があります。より高速のネットワークを使用することを検討してください。

    • [ストリーム・ワーク・キュー]   Mobile Link サーバの高レベル・ネットワーク・レイヤで実行される処理を表します。このレイヤでは、HTTP、暗号化、圧縮など、高レベル・ネットワーク・プロトコル処理を行います。TCP/IP からの読み込みが多かったり、コマンド・プロセッサ・レイヤからの書き込み要求が多かったりすると、このキューが大きくなります。このキューだけが滞る場合は、HTTP や圧縮など、一部のネットワーク・プロトコルを削除することを検討してください。削除できない場合は、-sm オプションを使用して、許可する同時同期数を減らすことを検討してください。-sm オプションを参照してください。

    • [ハートビート・ワーク・キュー]   このキューは、Mobile Link サーバで、サーバ内でパルス・イベントを送信するレイヤを表します。このレイヤでは、たとえば、接続している Mobile Link モニタへの 1 秒に 1 回のサンプル・パルスをトリガします。

      このキューは、滞る可能性がほとんどないので、デフォルトで非表示になっています。

    • [コマンド・プロセッサ・ワーク・キュー]   Mobile Link サーバによって、内部 Mobile Link プロトコル・コマンドを解釈するためと、これらのコマンドを統合データベースに適用するために行われた処理を表します。このキューは、多数の要求を受け取ったときに大きくなります。要求のタイプには、同期要求、Mobile Link Listener 要求、Mobile Link ファイル転送ユーティリティ (mlfiletrasfer) 要求などがあります。このキューは、統合データベースで同期の処理が行われているときに、さらに同期の要求を受け取ったときにも大きくなります。

      このキューだけが滞る場合は、CPU の使用率を確認してください。CPU の使用率が高い場合は、要求数が多すぎる可能性があります。-sm オプションを使用して、許可する同時同期数を減らすことを検討してください。CPU の使用率が低い場合は、統合データベースのパフォーマンスを向上する方法を検討してください。-sm オプションを参照してください。

  • [色]   プロパティごとに [色] をクリックし、使用率グラフでそのプロパティを表す色をドロップダウン・リストから選択します。

  • [位取り]   [位取り] フィールドをダブルクリックし、グラフに使用する位取りを変更します。

    使用率グラフの縦軸の位取りは常に 0 ~ 100 です。これは全体の 0 ~ 100 パーセントを表します。位取りは値ごとに設定します。デフォルトでは、すべての位取りは 5 です。これは、値が 0 ~ 20 の範囲にあり、拡大 (5 倍) すると 0 ~ 100 の範囲になることを示しています。値が 20 を超えると、最大値が 100 になるように位取りが自動的に調整されます。

    表示の最大値は、この位取りで 100 を割ることで確認できます。たとえば、TCP/IP ワークキューの位取りが 2.381 の場合、最大値は ( 100 / 2.381 ) = 42 になります。最大値がいくつであるかは通常は重要ではありません。重要なのは、現在のモニタリング・セッションで見られるように、グラフの上部に向かっているその値がそのプロパティの現在の最大値、つまりそのプロパティの最大負荷に近づいているということです。

    グラフが定常的に上部に表示されており、同期スループットが低下している場合、調査が必要な問題がパフォーマンスに関して発生している可能性があります。同様に、1 つ以上の値がグラフ上部に長期間にわたって停滞している場合も、パフォーマンスに問題がある可能性があります。一方、Mobile Link サーバのパフォーマンスが良好なときも、グラフは頻繁に表示上部へ向かいます。これは、Mobile Link サーバがビジー状態であり、ジョブの処理が正常に行われていることを示します。

[選択枠]   使用率グラフの枠線の色をドロップダウン・リストから選択します。デフォルトでは、枠線は [黒] です。

[グリッド線]   グリッド線の色をドロップダウン・リストから選択します。デフォルトでは、グリッド線は [明るいグレー] です。

[グラフのバックグラウンド]   グラフの背景の色をドロップダウン・リストから選択します。デフォルトでは、グラフの背景は [白] です。

[アンチエイリアス処理でグラフを滑らかにする]   アンチエイリアス処理は、グラフィックを滑らかにする方法です。このオプションを選択すると、グラフの見栄えがよくなりますが、描画に時間がかかる可能性があります。

参照