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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Remote » SQL Remote の配備と管理 » SQL Remote の管理 » SQL Remote のパフォーマンス向上 » メッセージ受信時のパフォーマンス向上

 

メッセージのキャッシュによるスループットの調整

メッセージが着信すると、Message Agent (dbremote) はメッセージを読み込み、メッセージが適用されるまでキャッシュ・メモリ内に格納します。このようなメッセージのキャッシュによって、次の状態を回避できます。

  • 規模の大きいシステムにおいてパフォーマンスを低下させるおそれがある、メッセージ・システムからの順序不整合のメッセージの再読み込み。メッセージのキャッシュは、メッセージを WAN (リモート・アクセス・サービスやモデム経由の POP3 など) 上で読み込む場合に役立ちます。

  • メッセージを読み込む (単一スレッド・タスク) データベース・ワーカ・スレッド間の競合。メッセージの内容がキャッシュされるためです。

メッセージをキャッシュする方法

次のいずれかの状況が生じると、Message Agent (dbremote) によって適用されるまで、メッセージはメモリ内に格納されます。

  • トランザクションが非常に大きく、マルチパートのメッセージが必要とされる。

  • メッセージが順序不整合の状態で着信する。

メッセージ・キャッシュ・サイズの指定

Message Agent (dbremote) の -m オプションを使用して、メッセージ・キャッシュのサイズを指定します。-m オプションは、Message Agent (dbremote) がメッセージの格納に使用するメモリの最大容量を指定します。使用できるサイズは、n (バイト)、nK、nM で指定します。デフォルトは 2048 K (2 M) です。指定したキャッシュ・メモリ使用量を超過すると、メッセージは削除されます。

-m オプションは、単一の統合データベースと多数のリモート・データベースを使用する場合に役立ちます。Message Agent (dbremote)の -m オプションを参照してください。

次のコマンドは、12 MB のメモリをメッセージ・キャッシュとして使用して Message Agent (dbremote) を起動します。

dbremote -c "DSN=SQL Anywhere 11 Demo" -m 12M
参照