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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Mobile Link クライアントとしての Ultra Light » Ultra Light クライアント

 

Ultra Light での同期の設計

Ultra Light データベース内のすべてのデータは、デフォルトで同期されます。Mobile Link リモート・データベースとして Ultra Light を初めて配備する場合、最初は Ultra Light リモート全体を同期することを検討します。

処理に慣れてきたら、同期操作の動作をカスタマイズして、より複雑なビジネス論理を展開できます。カスタム同期動作を設計するときは、次の点を確認する必要があります。業務上の要件が単純である場合は、単一の同期機能だけを使用できます。ただし、非常に複雑な配備では、複数の同期機能を使用すると、必要な同期動作を設定できます。

設計時の確認事項 「はい」の場合の処理
同期からテーブルを除外するかどうか。 テーブル名サフィックス nosync を使用して、同期しないテーブルを指定できます。Ultra Light の nosync テーブルを参照してください。
データが変更されてないときも含め、常にテーブル全体を同期するかどうか。 テーブル名サフィックス allsync を使用すると、変更が検出されなくてもテーブル全体を同期できます。Ultra Light の allsync テーブルを参照してください。
テーブル全体を同期するか、特定の条件を満たすローだけを同期するか。重要度または緊急度により、同期の優先度が高いデータがあるかどうか。

パブリケーションには、同期が必要なテーブルをリストするアーティクルが含まれます。アーティクルには、ローが定義した基準を満たすかどうかに基づいてアップロードするローを指定する WHERE 句を含めることができます。

複数のパブリケーションを使用すると、特定の Ultra Light データを他のデータよりも前にアップロードする必要がある場合の優先度の問題に対処できます。Ultra Light のパブリケーションを参照してください。

外部キーの循環があるので、同期するテーブルの順序を指定する必要があるかどうか。 Table Order 同期パラメータを使用すると、外部キーの循環があるときの同期操作の順序を指定できます。ただし、外部キーの循環は一般に Ultra Light にはおすすめしません。Ultra Light のテーブルの順序を参照してください。
同期の動作を制御するかどうか。たとえば、アップロードと同時にダウンロードを行うかどうか。また、同期の方向を双方向から一方向に変更するかどうか。

次の場所で適切な同期パラメータを使用します。

  • アプリケーションの同期構造体 (または同期列挙)

  • ulsync ユーティリティの -e オプション

Ultra Light 同期パラメータとネットワーク・プロトコル・オプションを参照してください。

同期は、時間ベース (スケジュールが組まれている) で行うのか、クレードルでトリガするのか、ユーザが開始するか。または、これらを組み合わせて同期するか。 プログラムで適切なインタフェースを使用して異なる動作を実行できます。場合によっては、HotSync または ActiveSync で同期処理を管理できます。Ultra Light アプリケーションへの同期の追加を参照してください。
Ultra Light クライアントで TLS を有効にするかどうか。 選択した暗号化アルゴリズムにより、デバイスで実行するプラットフォームに従ってデバイスを設定する方法が決まります。TLS が有効化された同期を使用した Ultra Light の配備を参照してください。
参照

Ultra Light の nosync テーブル
Ultra Light の allsync テーブル
Ultra Light のパブリケーション
Ultra Light のテーブルの順序
Ultra Light アプリケーションへの同期の追加