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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Ultra Light データベースのリファレンス » Ultra Light ユーティリティ

 

Ultra Light データベースへの XML のロード・ユーティリティ (ulload)

XML ファイルから新しいデータベースまたは既存のデータベースにデータをロードします。

構文
ulload  -c "connection-string" [ options ] xml-file
オプション 説明
-a

データとスキーマの定義を既存のデータベースに追加します。

Palm OS 用の既存のレコードベースのデータベース (拡張子が .pdb のデータベース) にデータを追加する場合は、-p オプションを使用しないでください。

-c "connection-string" 必須。connection-string の DBF パラメータまたは file_name パラメータで指定するデータベースに接続します。ユーザ ID とパスワードの両方を指定しなかった場合は、デフォルトの UID DBA と PWD sql が使用されます。
-d データだけをロードし、XML ファイル入力内のスキーマのメタデータは無視します。
-f directory ロードする追加データを含むファイルが格納されているディレクトリを設定します。ulunload の -f オプションの説明 (Ultra Light データベースのアンロード・ユーティリティ (ulunload)) を参照してください。
-g ID

初期データベース ID を、指定する INTEGER 値に設定します。この値は、データベースでグローバル・オートインクリメント・カラムがあるすべての新しいローに使用されます。データベースでは、この基本値を使用して、追加する各ローかカラムまたはその両方に関連付けられる ID がオートインクリメントされます。

アプリケーションを配備するときには、Mobile Link サーバとの同期のために、各データベースに異なる ID 番号を割り当てる必要があります。

-I 挿入されたローを次の同期時にアップロードします。デフォルトでは、このユーティリティによって挿入されたローは、同期時にアップロードされません。
-n スキーマのメタデータだけをロードし、XML ファイル入力内のデータは無視します。

-o [ extended-options ]

Ultra Light データベースの作成パラメータのリストをセミコロンで区切って指定します。Ultra Light で使用するデータベース作成パラメータの選択を参照してください。
-oa データベースが Ultra Light の旧バージョンで作成されたことをプロセスが識別した場合、そのプロセスをキャンセルします。
-ol 利用可能なデータベースの作成パラメータをリストして終了します。Ultra Light で使用するデータベース作成パラメータの選択を参照してください。
-onerror behavior

XML ファイルからデータを読み出し中にエラーが起こった場合の事象を制御します。behavior には次のいずれかの値を指定できます。

  • continue   エラーは無視され、XML のロードが継続されます。

  • prompt   継続するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

  • quit   XML のロードが停止し、エラーで終了します。この動作はデフォルトの動作です。

  • exit   ulload が終了します。

-or

読み込み専用モードでデータベースを開きます。Ultra Light によって、元のファイルのコピーが作成され、このコピーを使用して、データベースを変更しないでスクリプトがテストされます。コピーされたファイルの変更内容は終了時に破棄されます。

すでに Windows Mobile デバイスに配備されているデータベースにデスクトップから直接接続している場合は、このオプションはサポートされません。

-ou Ultra Light の旧リリース・バージョンで作成されたデータベースをアップグレードします。

-p creator-ID

Palm OS で、データベースをレコード・ストアにインストールする場合に必要です。指定する Ultra Light クライアント・アプリケーションの 4 文字の creator-ID でデータベースを作成します。VFS ストアにデータベースを配備している場合は、このオプションを使用しないでください。

Palm OS 用の既存のレコードベースのデータベース (拡張子が .pdb のデータベース) にデータを追加する場合は、-a オプションと同時にこのオプションを使用しないでください。

-q ユーティリティをクワイエット・モードで実行するように設定します。情報のバナー、バージョン番号、ステータス・メッセージが非表示になります。エラー・メッセージは引き続き表示されます。
-s file データベースのロードに使用された SQL 文を、指定する file に記録します。
-t file 信頼できるルート証明書を含むファイルを指定します。この証明書は、サーバ認証に必要です。
-v 冗長メッセージを表示します。
-y 確認メッセージを表示しないでデータベース・ファイルを上書きします。このオプションは、ulload を使用して新しいデータベースを作成する場合にのみ適用されます。
xml-file データのロード元の XML ファイルの名前を指定します。
備考

ulload ユーティリティは、ulunload、ulunloadold、または ulxml (Ultra Light バージョン 8 と 9) で生成された入力 XML ファイルを取得します。ulunload とこのユーティリティを同時に使用すると、データベースを再構築できます。データベースを再構築するもう 1 つの手段としては、ulunload を使用して SQL 文を生成し、DBISQL を使用して新しいデータベースに読み込む方法があります。

XML ファイルには、スキーマのメタデータかデータベース・データのメタデータまたはその両方が含まれている可能性があります。-d を使用すると、スキーマのメタデータは無視され、データのみが .udb ファイルに追加されます。-n を使用すると、データとメタデータが無視され、スキーマのみが .udb ファイルに追加されます。

コマンド・ラインでオプションを設定するか、証明書を指定すると、ulload で処理される xml-file 内の設定より優先されます。

ulload ユーティリティは、XML の読み込み時にデータベースに同期プロファイルをリストアします。

このユーティリティはエラー・コードを返します。0 以外の値は処理に失敗したことを示します。

デスクトップに作成された Palm のデータベースは .pdb 拡張子で識別できる必要があります。ただし、データベースをデバイスに配備すると、拡張子は削除されます。ファイル名形式の詳細については、Palm OSを参照してください。

ターゲットが VFS ボリュームの場合、Palm Install Tool を使用して Ultra Light データベースを配備することはできません。代わりに、カード・リーダなどのツールを使用してメディアに直接データベースをコピーする必要があります。

参照

新しい Ultra Light データベース・ファイル sample.udb を作成し、sample.xml 内のデータをロードします。

ulload -c DBF=sample.udb sample.xml

sample.xml から既存のデータベース sample.udb にデータをロードし、エラーが発生した場合はプロンプトを表示します。

ulload -d -c DBF=sample.udb -onerror prompt sample.xml

test_data.xml というファイルから、Ultra Light によって作成される sample.udb というデータベースのコピーに XML をロードします。変更内容は終了時に破棄します。このファイルで、XML データにエラーがないかどうかを確認し、エラーがあった場合は修正できます。データが正常にロードされたら、-or オプションを指定しないでコマンドを実行し、XML の更新内容を保持できます。

ulload -or -c DBF=sample.udb -a test_data.xml