Ultra Light C++ API は、幅広いナビゲーション作業を行うために、テーブルをナビゲーションする複数のメソッドを提供します。
テーブル・オブジェクトは、テーブルをナビゲーションする次のメソッドを提供します。
AfterLast カーソルを最後のローの直後に配置します。
BeforeFirst 最初のローの直前に配置します。
First 最初のローに移動します。
Last 最後のローに移動します。
Next 次のローに移動します。
Previous 前のローに移動します。
Relative( offset ) 現在のローを基準にして、符号付きオフセット値で指定された数だけローを移動します。オフセット値を正の値で指定すると、現在の結果セットのカーソル位置から前方に移動します。負の値で指定すると後方に移動します。オフセット値が 0 の場合、カーソルは現在のロケーションから移動しませんが、ロー・バッファが再配置されます。
UltraLite_Table_iface クラスを参照してください。
次のサンプル・コードは、MyTable テーブルを開き、各ローの MyColumn カラムの値を表示します。
Table * tbl = conn->openTable( "MyTable" ); ul_column_num colID = tbl->GetSchema()->GetColumnID( "MyColumn" ); while ( tbl->Next() ){ char buffer[ MAX_NAME_LEN ]; ULValue colValue = tbl->Get(colID); colValue.GetString(buffer, MAX_NAME_LEN); printf( "%s\n", buffer ); } |
テーブル・オブジェクトを開くと、テーブルのローがアプリケーションに公開されます。デフォルトでは、ローはプライマリ・キー値の順に並んでいますが、テーブルを開くときにインデックスを指定すると特定の順序でローにアクセスできます。
次のコード・フラグメントは、ix_col インデックスで順序付けられた MyTable テーブルの最初のローに移動します。
ULValue table_name( UL_TEXT("MyTable") ) ULValue index_name( UL_TEXT("ix_col") ) Table * tbl = conn->OpenTableWithIndex( table_name, index_name ); |
UltraLite_Table_iface クラスを参照してください。
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