Ultra Light データベースを作成します。
ul_bool ULCreateDatabase ( SQLCA * sqlca, ul_char * connection-parms, void const * collation, ul_char * creation-parms, void * reserved );
sqlca 初期化済み SQLCA へのポインタ。
connection-parms 接続パラメータをセミコロンで区切った文字列。キーワードと値のペアとして設定されます。接続文字列には、データベースの名前を含める必要があります。ここに含まれるパラメータは、データベースの接続時に指定されるパラメータ・セットと同じです。完全なリストについては、Ultra Light 接続パラメータを参照してください。
collation データベースの希望の照合順。照合順は適切な関数を呼び出して取得できます。次に例を示します。
void const * collation = ULGetCollation_1250LATIN2(); |
関数名は、使用する照合の名前に ULGetCollation_ というプレフィクスを付けたものになっています。使用可能なすべての照合関数のリストについては、 install-dir\SDK\Include\ulgetcoll.h を参照してください。ULGetCollation_ 関数を呼び出すプログラムでは、このファイルをインクルードする必要があります。
creation-parms データベース作成パラメータをセミコロンで区切った文字列。キーワードと値のペアとして設定されます。次に例を示します。
page_size=2048;obfuscate=yes |
完全なリストについては、Ultra Light で使用するデータベース作成パラメータの選択を参照してください。
reserved このパラメータは、今後の使用のために予約されています。
ul_true データベースが正常に作成されたことを示します。
ul_false 詳細なエラー・メッセージが、SQLCA の SQLCODE フィールドに設定されています。通常、無効なファイル名やアクセスの拒否によって発生します。
2 セットのパラメータで指定される情報を使用してデータベースが作成されます。
connection-parms は標準の接続パラメータで、データベースがアクセスされるときは常に適用できます (ファイル名、ユーザ ID、パスワード、省略可能な暗号化キーなど)。
creation-parms は、データベースの作成時のみに関係するパラメータです (難読化、ページサイズ、日時の形式など)。
アプリケーションでこの関数を呼び出すことができるのは、SQLCA の初期化後です。
次のコードは、ULCreateDatabase を使用して、ファイル C:\myfile.udb に Ultra Light データベースを作成します。
if( ULCreateDatabase(&sqlca ,UL_TEXT("DBF=C:\myfile.udb;uid=DBA;pwd=sql") ,ULGetCollation_1250LATIN2() ,UL_TEXT("obfuscate=1;page_size=8192") ,NULL) { // success }; |
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |