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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » Ultra Light - .NET プログラミング » Ultra Light.NET 開発の概要

 

データベースへの接続

データベースのデータを操作するには、Ultra Light アプリケーションをデータベースに接続する必要があります。この項では、Ultra Light データベースに接続する方法について説明します。

ULConnection オブジェクトの使用

ULConnection オブジェクトの次のプロパティは、アプリケーションのグローバルな動作を管理します。

  • コミット動作   デフォルトでは、Ultra Light.NET アプリケーションは AutoCommit モードに設定されています。Insert 文、Update 文、Delete 文はすべて、すぐにデータベースにコミットされます。アプリケーションでのトランザクションの開始を定義するには、ULConnection.BeginTransaction を使用します。トランザクションの管理を参照してください。

  • ユーザ認証   接続許可の付与と取り消しを行うメソッドを使用すると、アプリケーションのユーザ ID とパスワードをデフォルト値である DBA と sql から別の値に変更できます。各 Ultra Light データベースには、4 つまでのユーザ ID を定義できます。ユーザの認証を参照してください。

  • 同期   Connection オブジェクトから、同期を管理するオブジェクトのセットにアクセスできます。Ultra Light アプリケーションの同期を参照してください。

  • テーブル   Ultra Light テーブルには、Connection オブジェクトのメソッドを使用してアクセスします。テーブル API によるデータ・アクセスと操作を参照してください。

  • コマンド   動的 SQL 文の実行を処理し、結果セットをナビゲーションするために、オブジェクトのセットが提供されています。SQL を使用したデータへのアクセスと操作を参照してください。

ULConnection クラスを参照してください。

マルチスレッド・アプリケーション

ULConnection オブジェクトと、このオブジェクトから作成されるすべてのオブジェクトは、それぞれ単一のスレッドで使用してください。アプリケーションが Ultra Light データベースにアクセスするのに複数のスレッドを必要とする場合は、スレッドごとに個別の接続が必要です。たとえば、独立したスレッドから同期を実行するアプリケーションを設計する場合、同期用に別の接続を使用し、その接続を独立したスレッドから開く必要があります。

♦  Ultra Light データベースに接続するには、次の手順に従います。
  1. ULConnection オブジェクトを宣言します。

    ほとんどのアプリケーションは、Ultra Light データベースへの単一接続を使用し、接続を開いたままにしておきます。複数の接続が必要になるのは、マルチスレッド・データ・アクセスの場合だけです。そのため、ULConnection オブジェクトは、アプリケーションに対してグローバルに宣言するのが最も効果的です。

    ULConnection conn;
  2. 既存のデータベースへの接続を開きます。

    Ultra Light アプリケーションには、初期データベース・ファイルが配備されているか、データベース・ファイルを作成するコードが含まれている必要があります。初期データベース・ファイルは、Sybase Central、または Ultra Light に付属のコマンド・ライン・ユーティリティを使用して作成できます。

    接続パラメータは、接続文字列として指定するか、ULConnectionParms オブジェクトを使用して指定します。次の例では、ULConnectionParms オブジェクトを使用して、mydata.udb という名前の Ultra Light データベースに接続します。

    ULConnectionParms parms = new ULConnectionParms();
    parms.DatabaseOnDesktop = "mydata.udb";
    conn = new ULConnection( parms.ToString() );
    conn.Open();
C# のコード・サンプル

この章のサンプル・コードは Microsoft C# で記述されています。サポートされている他の開発ツールを使用している場合は、このマニュアルの記述を適宜読み替えてください。