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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL の使用法 » パフォーマンスの向上、診断、モニタリング » パフォーマンス向上のヒント » キャッシュ関連のパフォーマンスに関連するヒント

 

キャッシュウォーミング

キャッシュウォーミングは、データベースに対して実行される初期クエリの実行時間を減らすのに役立つように設計されています。これは、データベースが最後に起動したときに参照していたデータベースサーバーのキャッシュとデータベースページに対するキャッシュを事前にロードすることで実行されます。キャッシュを準備することにより、データベースが起動するたびに同一または類似のクエリがデータベースに対して実行される場合に、パフォーマンスを向上させることができます。

キャッシュウォーミング設定をデータベースサーバーのコマンドラインで制御できます。データベースが起動してキャッシュウォーミングがオンになると、データベースページの収集とキャッシュの再ロード (準備) という 2 種類のアクティビティが実行されます。

参照されたデータベースページの収集は、-cc データベースサーバーオプションで制御され、デフォルトでオンになっています。データベースページの収集がオンになると、データベースサーバーは、収集ページ数が最大数に到達するまで (値はキャッシュサイズとデータベースサイズに基づく)、収集速度が最小しきい値を下回るまで、またはデータベースが停止するまで、データベース起動時に要求されたすべてのデータベースページを追跡し続けます。データベースサーバーは、収集最大ページ数と収集しきい値を制御します。いったん収集が完了すると、参照されたページはデータベースに記録されるので、次回のデータベース起動時にキャッシュの準備に使用できます。

キャッシュウォーミング (再ロード) はデフォルトでオンになっていて、-cr データベースサーバーオプションで制御されます。キャッシュを準備するために、データベースサーバーはデータベースにすでに記録された収集ページがあるかどうかをチェックします。ある場合、データベースサーバーが対応するページをキャッシュにロードします。データベースはキャッシュがページをロードしている間、引き続き要求を処理できますが、大量の I/O アクティビティがデータベースで検出された場合は準備が停止することがあります。この場合、キャッシュに再ロードされるページセットに含まれないページにアクセスするクエリのパフォーマンスの低下を防ぐために、キャッシュウォーミングは停止します。キャッシュウォーミングに関する情報をデータベースサーバーメッセージウィンドウに表示する場合は、-cv オプションを指定できます。

 参照