このレッスンでは、Mobile Link 統合データベースを設定します。
新しい作業ディレクトリを作成して、このチュートリアルで作成するすべてのサンプルファイルを格納します。
このチュートリアルでは、パスを c:\mlreplay とします。
コマンドプロンプトで、作業ディレクトリを c:\mlreplay に変更します。
このチュートリアルでは、すべてのコマンドがこのディレクトリから実行されることを前提とします。
次のコマンドを実行して、cons.db という名前の SQL Anywhere 統合データベースを作成します。
dbinit cons.db |
次のコマンドを入力して、統合データベースを起動します。
dbeng12 cons.db |
[スタート] » [プログラム] » [SQL Anywhere 12] » [管理ツール] » [ODBC データ ソース アドミニストレータ] をクリックします。
[ユーザー DSN] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
[データソースの新規作成] ウィンドウで、[SQL Anywhere 12] をクリックし、[完了] をクリックします。
[SQL Anywhere の ODBC 設定] ウィンドウで、次の操作を行います。
[ODBC] タブをクリックします。
[データソース名] フィールドに cons と入力します。
[ログイン] タブをクリックします。
[ユーザー ID] フィールドに DBA と入力します。
[パスワード] フィールドに sql と入力します。
[アクション] ドロップダウンリストから、[このコンピューターで稼動しているデータベースに接続] を選択します。
[サーバー名] フィールドに cons と入力します。
[データベース名] フィールドに cons と入力します。
[OK] をクリックします。
ODBC データソースアドミニストレーターを閉じます。
[ODBC データソースアドミニストレーター] ウィンドウで [OK] をクリックします。
Interactive SQL の統合データベースに接続します。
次のコマンドを実行します。
dbisql -c "DSN=cons" |
Interactive SQL で次の文を実行して、syncsa.sql 設定スクリプトを使用して Mobile Link のシステムテーブルとストアドプロシージャーを作成します。C:\Program Files\SQL Anywhere 12\ は、SQL Anywhere 12 インストール環境のロケーションに置き換えてください。
READ "C:\Program Files\SQL Anywhere 12\MobiLink\setup\syncsa.sql"; |
Interactive SQL によって syncsa.sql が統合データベースに適用されます。
syncsa.sql を実行すると、前に ml_ が付いた一連のシステムテーブルとストアドプロシージャーが作成されます。これらのテーブルとストアドプロシージャーは、同期処理中に Mobile Link サーバーによって使用されます。
Interactive SQL で次の SQL 文を実行し、T1 テーブルを作成します。
CREATE TABLE T1 ( pk1 INTEGER, pk2 INTEGER, c1 VARCHAR(30000), PRIMARY KEY(pk1, pk2) ); |
Interactive SQL によって、統合データベースに T1 テーブルが作成されます。
Interactive SQL を閉じます。
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