指定されたデータ型に変換した式を返します。
CAST、CONVERT、HEXTOINT、INTTOHEX 関数を使用すると、16 進値変換を行うことができます。これらの関数の使用の詳細については、16 進値との変換を参照してください。
CONVERT( datatype, expression [ , format-style ] )
datatype 変換後の式のデータ型。
expression 変換される式。
format-style 出力値に適用されるスタイルコード。このパラメーターを使用するのは、文字列を日付または時刻のデータ型に変換するとき、またはその反対方向に変換するときです。次の表は、サポートされるスタイルコードと、そのスタイルコードで作成される出力形式の表現です。スタイルコードは世紀を出力形式に含めるかどうかによって 2 つのカラムに分けられます (たとえば、06 と 2006 など)。
100 以上の位なし (yy) のスタイルコード | 100 以上の位あり (yyyy) のスタイルコード | 出力形式 |
---|---|---|
- | 0 または 100 | Mmm dd yyyy hh:nnAA |
1 | 101 | mm/dd/yy[yy] |
2 | 102 | [yy]yy.mm.dd |
3 | 103 | dd/mm/yy[yy] |
4 | 104 | dd.mm.yy[yy] |
5 | 105 | dd-mm-yy[yy] |
6 | 106 | dd Mmm yy[yy] |
7 | 107 | Mmm dd, yy[yy] |
8 | 108 | hh:nn:ss |
- | 9 または 109 | Mmm dd yyyy hh:nn:ss:sssAA |
10 | 110 | mm-dd-yy[yy] |
11 | 111 | [yy]yy/mm/dd |
12 | 112 | [yy]yymmdd |
- | 13 または 113 | dd Mmm yyyy hh:nn:ss:sss (24 時間表記、ヨーロッパのデフォルト、ミリ秒、4 桁の年) |
- | 14 または 114 | hh:nn:ss:sss (24 時間表記) |
- | 20 または 120 | yyyy-mm-dd hh:nn:ss (24 時間表記、ODBC 標準、4 桁の年) |
- | 21 または 121 | yyyy-mm-dd hh:nn:ss.sss (24 時間表記、ODBC 標準、ミリ秒、4 桁の年) |
指定されたデータ型によって異なります。
format-style 引数を指定しない場合は、スタイルコード 0 が使用されます。
CONVERT 関数を使用して、文字列の解析時にあいまいさがない場合、文字列を DATE、TIME、または TIMESTAMP データ型に変換できます。format-style が指定されている場合、データベースサーバーはこれを文字列の解析方法のヒントとして使用します。データベースサーバーが文字列を明確に解析できない場合、エラーが返されます。
各出力記号 (Mmm など) が出力するスタイルの詳細については、Ultra Light date_format 作成パラメーターを参照してください。
SQL/2008 ベンダー拡張。CONVERT 関数は、SQL/2008 標準で定義されています。ただし、SQL 標準の CONVERT は、入力文字列式を異なる文字セットにコード変換することを目的としており、この機能は SQL Anywhere で CSCONVERT 機能として実装されています。
次の文は、フォーマットスタイルの使用方法を示します。
SELECT CONVERT( CHAR( 20 ), OrderDate, 104 ) FROM SalesOrders; |
OrderDate |
---|
16.03.2000 |
20.03.2000 |
23.03.2000 |
25.03.2000 |
... |
SELECT CONVERT( CHAR( 20 ), OrderDate, 7 ) FROM SalesOrders; |
OrderDate |
---|
Mar 16, 00 |
Mar 20, 00 |
Mar 23, 00 |
Mar 25, 00 |
... |
次の文は、整数への変換を示し、値 5 を返します。
SELECT CONVERT( integer, 5.2 ); |
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