Ultra Light では、ロー ID によって、テーブル内の実際のデータのローを見つけることができます。ロー ID は、常にインデックスエントリの一部です。ハッシュサイズを 0 に設定する (インデックスのハッシュを無効にする) と、インデックスエントリにはこのロー
ID だけが含まれます。ハッシュサイズを 0 以外に設定すると、そのローの変換されたデータすべてまたはその一部を含むハッシュキーがロー ID とともにインデックスのページに格納されます。Ultra Light で必ずしもデータを検索、ロード、アンパックしてから実際のローの値を比較する必要がないため、これらのインデックスカラムに対するクエリのパフォーマンスを向上できます。
既存のインデックスのハッシュサイズは変更できません。Sybase Central で Ultra Light のインデックス作成ウィザードを使用して、または CREATE INDEX 文か CREATE TABLE 文で WITH MAX SIZE 句を使用して新しいインデックスを作成するときにデフォルト値を変更できます。
カラムを DOUBLE、FLOAT、または REAL として宣言した場合は、ハッシュは使用されません。ハッシュサイズは常に無視されます。
Sybase Central では、データベースを作成するウィザードで最大ハッシュサイズを設定できます。[新しいデータベースの記憶領域設定] ページで [インデックスの最大ハッシュサイズ] オプションをクリックします。