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SAP Sybase SQL Anywhere, on-demand edition 1.0 サポートパッケージ 3 (日本語) » SAP Sybase SQL Anywhere, on-demand edition 1.0 » テナントデータベース

 

データベースをクラウドに追加した後の動作

バージョン 10 以降のデータベースを、テナントデータベースとしてクラウドに追加できます。テナントデータベースをクラウドに追加するには、データベースをコピーし、クラウドで使用できるようにデータベースを準備します。

準備には、次の操作が含まれます。

  • データベースとそのファイルをテンポラリステージングディレクトリにコピーする。

  • ユーザ ID とパスワード、および暗号化キー (データベースが暗号化されている場合) を使用してデータベースに接続する。

    誤ったユーザ ID またはパスワードを指定すると、データベースをクラウドに追加する処理が中断されます。クラウドコンソールでのデータベースのステータスは [認証情報の待機中] となります。正しいユーザ ID とパスワードを指定するか、データベースを削除してください。クラウドコンソールでは、データベースを開始すると、不足しているユーザ ID とパスワードの入力が求められます。dbcloudcmd では、SpecifyDatabaseUserAndPassword タスクを実行してください。

  • テナントデータベースを指定のデータベースバージョン番号にアップグレードする。データベースのアップグレードの考慮事項を参照してください。

    クラウド内のデータベースで SQL Anywhere 管理ツールを使用するには、SQL Anywhere のバージョンがデータベースのメジャーバージョンに一致している必要があります。

  • ミラーサーバへの参照を削除する。データベースがクラウドに追加されたら、追加したデータベースにミラーリングシステムと読み込み専用スケールアウトシステムを設定します。

  • CloudAdmin ログインモードをテナントデータベースに追加する。クラウドでは、このログインモードを内部的に使用してデータベースに接続します。

  • ミラートランザクションログへの参照を削除する。クラウドでは、ミラートランザクションログはサポートされていません。

  • DB 領域の構造をフラットにする。クラウドでは、メインデータベースファイルと同じディスクドライブに DB 領域があります。

  • 指定したユーザ ID をクラウドに格納する。

    クラウドは、このデータベースユーザ ID を含む安全な方式を使用してデータベースに接続しますが、パスワードは使用しません。データベースが暗号化されている場合は、データベース暗号化キーも使用します。クラウドは引き続き、このユーザ ID を使用してデータベースに接続し、データベースのバックアップやバックアップの格納などの管理タスクを実行します。このユーザは、データベースから削除しないでください。ユーザパスワードは、データベースで変更または削除できます。バージョン 12 以前のデータベースの場合、ユーザに DBA 権限が必要です。バージョン 16 以降のデータベースの場合、ユーザに SYS_AUTH_DBA_ROLE 互換ロールに相当するロールが必要です。

テナントデータベースが準備されると、次のようになります。

  • テナントデータベースが停止し、その後、ステージングディレクトリからクラウドにコピーされる。デフォルトでは、実行しているデータベースの数が最も少ないホストにデータベースが追加されます。

  • デフォルトで、データベースが自動起動に設定されていない場合は、クラウドサーバ上でデータベースが起動する。

  • データベースパスワードが破棄される。クラウドに格納されることはありません。パスワードは、クラウド用に準備され、テナントデータベースに接続するためだけに使用されます。

  • 元のデータベースは変更されず、クラウドでは使用されません。

 参照