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SAP Sybase SQL Anywhere, on-demand edition 1.0 サポートパッケージ 3 (日本語) » SAP Sybase SQL Anywhere, on-demand edition 1.0 » インストール

 

クラウドのインストールと初期化 (Windows)

クラウドのインストール、初期化、設定を行います。

前提条件

サポートされるクラウドの最小構成は、高可用性が有効な 2 つのクラウドパートナと 1 つのクラウド監視サーバによる構成です。クラウドパートナは、クラウド内のホストとサーバ間のすべての動作を監視する、まったく同じクラウドサーバです。各クラウドパートナとクラウド監視サーバは、1 台のコンピュータが失敗した場合にもクラウドの実行を継続できるように、別のコンピュータに配置する必要があります。また、両方のクラウドパートナとも、使用状況サーバに使用状況データを送信できるよう、同じオペレーティングシステムで実行され、インターネット接続されている必要があります。また、常時稼働している必要があります。また、電子メールアラートを送信するために SMTP サーバにもアクセスできる必要があります。

  • 時刻とタイムゾーンの同期   クラウドホストソフトウェアは 3 台のコンピュータにインストールします。クラウドホストを実行するコンピュータは、UTC 時間で互いに 30 秒以内で同期される必要があります。

    さらに、クラウドパートナを実行する 2 つのホストは同じタイムゾーンに位置している必要があります。

  • ホスト名の制限   3 台のコンピュータのコンピュータ名には、a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9、マイナス記号 (-)、ピリオド (.)、アンダスコア (_) のみ使用できます。ホスト名は、それが実行されているコンピュータに基づいて命名されます。

  • ファイアウォールでの TCP/IP 接続の許可の必要性   クラウドに追加する各ホストのファイアウォールは、ホストにインストールされている各クラウドサーバで使用する TCP/IP、HTTP、HTTPS ポートへの TCP/IP 接続を許可するよう設定します。同様に、任意のクラウドサーバへの接続に使用するホストまたはホスト間のすべてのファイアウォールは、クラウドサーバで使用する TCP/IP、HTTP、HTTPS ポートへの TCP/IP 接続を許可するよう設定します。

    ファイアウォールが、アプリケーションから着信接続をブロックする場合、dbsrv16 実行可能プログラムへの接続を許可するようファイアウォールを設定します。また、ファイアウォールが、アプリケーションから発信接続をブロックする場合、クラウドのすべての実行可能プログラムからの発信接続を許可するようファイアウォールを設定します。

    ファイアウォールが正しく設定されていない場合、接続が失敗し、クラウドが正常に動作しない可能性があります。

  • クラウドコンソールでの Adobe Flash の必要性   クラウドを管理するメインのユーザインタフェースであるクラウドコンソールには Adobe Flash が必要です。クラウドを管理するすべてのクラウドホストには、Adobe Flash をインストールします。

  • Windows   現在のユーザの My Documents ディレクトリは、ネットワーク共有にはマップしません。した場合、コンピュータを新しいホストとして追加すると、警告なしに失敗する場合があります。

内容と備考

クラウドパートナとクラウド監視サーバとして動作する 3 台のコンピュータの指定が完了し、最初のコンピュータにクラウドソフトウェアをインストールする準備が完了しました。

ヒント

インストール手順の間、いくつかのパスワードを設定しますが、そのうちのいくつかはそのクラウドの存続中は変更できません。指定するパスワードは記録し、安全な場所に保管することを検討してください。

 最初のクラウドパートナのインストールと設定
  1. [external link] http://response.sybase.com/forms/SQLAOnDemandReg で SAP Sybase SQL Anywhere, on-demand edition 1.0 サポートパッケージ 3 をリクエストしてください。登録キーとソフトウェアのダウンロードリンクを含む電子メールが送信されます。

  2. ソフトウェアをダウンロードし、インストーラ (setup.exe) を実行し、ライセンス契約にすべて同意します。インストールキーを要求されたら、登録時に提供されたキーを指定します。

  3. InstallShield ウィザードの完了画面で [新しいクラウドの設定] が選択されていることを確認します。

    [完了] をクリックすると、インストーラによってクラウドのインストールディレクトリにある SQL Anywhere OnDemand Edition 初期化ユーティリティ (例:C:\Program Files\SQL Anywhere OnDemand 1.0\sa-win32-x86-12.0.1.3595-1.0.0.3596\Bin32\dbcloudinit.exe) が起動されます。

    警告

    既存のクラウドを削除して新しく作成し直す場合を除き、クラウドが起動され稼動し始めた後は、このユーティリティを実行しないでください。すべての既存のクラウドデータ (テナントデータベースを含む) は削除されます。この処理は取り消せません。このユーティリティを実行する前に、最新のクラウドパートナを除くホストをすべて削除し、クラウドを停止します。

  4. [クラウド名] フィールドにクラウドの名前を入力し、[クラウドの言語] ドロップダウンリストでクラウドで使用する言語を選択し、[次へ] をクリックします。クラウド名は、クラウドオブジェクト名の規則に準拠する必要があります。識別子名とクラウドオブジェクト名の制限と注意を参照してください。

  5. [クラウド管理者の設定] 画面で、クラウド管理者のフルネーム、新しいユーザ ID、パスワードを入力し、[次へ] をクリックします。

  6. [ホストとポートの設定] 画面で、動的または固定ホストのアドレスを指定します。何を指定するかわからない場合は、システム管理者にネットワークのアドレス構成を確認します。ポートの設定はデフォルトのままにし、[次へ] をクリックします。すでにポート番号が使用されているというエラーが返される場合は、利用可能なポートに値を修正します。

  7. [暗号化キーとセキュリティ機能キーの設定] 画面で、クラウドで使用する暗号化キーとセキュリティ機能のキーを指定します。

    暗号化キーに使用できるのは、7 ビット ASCII 文字だけです。暗号化キーは、クラウドの暗号化に使用されます。デフォルトでは、クラウドでは RSA 暗号化が使用されます。クラウドで FIPS による暗号化を使用する場合は、[FIPS 暗号化を使用する] を指定します。クラウドの作成後は、FIPS 暗号化設定は変更できません。

    セキュリティ機能キーは、テナントデータベースの分離を強化するために使用します。セキュリティ機能キーに使用できるのは 7 ビット ASCII 文字だけであり、その長さは 6 ~ 128 文字である必要があります。セキュリティ機能キーは次の規則に従う必要があります。

    • 先頭または末尾はスペースや一重引用符にしない
    • バックスラッシュ、二重引用符、セミコロンを含まない
    • 制御文字 (32 未満の序数または文字値 127 の ASCII 文字) を含まない

    [次へ] をクリックします。

  8. [クラウド証明書の設定] 画面で、クラウドで使用する証明書を指定し、[次へ] をクリックします。証明書がない場合、クラウドによって作成されます (2048 ビットキーの RSA 暗号)。

    クラウドでは証明書を使用し、クラウドサーバ間とクラウドコンソールとの通信の安全性を維持します。署名付きでない証明書を使用すると、クラウドコンソールにアクセスした際に、ブラウザに証明書に関する警告が表示されます。これらの警告は、開発環境では無視しても問題ありません。ただし運用環境では、セキュリティを強化するため、署名付きの証明書を代わりに使用することを検討してください。

  9. SQL Anywhere OnDemand Edition 初期化ユーティリティの最後の画面で、[クラウドコンソールを起動する] が選択されていることを確認し、[完了] をクリックします。

    クラウドが初期化され、デフォルトの Web ブラウザが開き、クラウドの管理者のユーザ ID とパスワードの指定を求めるプロンプトが表示されます。

  10. ログイン後、デフォルトのブラウザにクラウドコンソールがロードされます ([external link] https://localhost/dbcloud/)。

    警告が表示されたら、証明書の警告を容認します。

    注意

    クラウドコンソールのロードに失敗する場合、URL 内の localhost をコンピュータ名と HTTPS ポート番号に置き換えてみてください。

 2 番目のクラウドパートナとクラウド監視サーバのインストールと設定

2 番目のクラウドパートナとクラウド監視サーバに指定したコンピュータ用に、クラウドソフトウェアのインストールに使用する「ホストインストール」を作成します。2 台のコンピュータで実行する dbcloudaddhost.exe というファイルが作成されます。dbcloudaddhost.exe 自体はホストインストールではありません。これは、このファイルを実行すると、作成したホストインストールソフトウェアがクラウドから検索、実行されるものです。

各ホストインストールは、オペレーティングシステムおよびビット数に固有です。次の手順では、クラウド監視サーバに指定したコンピュータのオペレーティングシステムとビット数はパートナのものと同じであると仮定しています。したがって、残りの 2 台のコンピュータ上で実行する 1 つのホストインストールを作成します。ビット数が異なる場合、ホストインストールを 2 つ作成し ([ホストインストールの作成] を 2 度実行します)、適切なビット数を指定します。監視サーバが別のオペレーティングシステムのホストで実行される場合は、クラウドにそのオペレーティングシステム用のクラウドソフトウェアをダウンロードします。 クラウドソフトウェアサポートパッケージのダウンロードと再ダウンロードを参照してください。

  1. 最初のクラウドパートナをインストールしたコンピュータ上のクラウドコンソールで、[ホスト] をクリックします。

  2. [ホスト] パネルで [ホストインストールの作成] をクリックします。警告が表示されたら、証明書を容認し、続行します。

  3. (1 回はクラウドパートナとなるコンピュータで、もう 1 回はクラウド監視サーバとなるコンピュータで) インストールは複数回使用するので、[ホストのインストールタイプ] には [複数の使用] を選択します。

  4. [有効期間 (日数)] には、そのインストールがクラウド内の保存場所から削除されるまでの日数 (そのインストールが使用可能な日数) を指定します。またはデフォルトを使用します (推奨)。

  5. [インストールを実行可能] には、[制限] を選択し、2 番目のクラウドパートナとクラウド監視サーバをホストするコンピュータの名前と IP アドレスを入力します。クラウドに 2 つ以上のホストを追加する場合には、セキュリティ上この方法をおすすめします。または、デフォルトの [制限なし - どのマシンにもインストール可能です。] を受け入れます。

  6. [インストールバージョン] では、ホストインストールを実行するホストのプラットフォームとビット数を選択します。

  7. [インストールディレクトリ] では、ソフトウェアとアプリケーションデータをインストールする場所を指定するか、デフォルトをそのまま使用します (推奨)。

  8. [サーバポート] では、クラウドサーバで使用するデフォルトのポートを使用するか (推奨)、別のポートを指定します。

  9. [ホストで、クラウドサーバを作成して起動します] は選択されたままにします。

  10. [作成とダウンロード] をクリックし、dbcloudaddhost.exe ファイルを作成およびダウンロードします。ファイルがブラウザのデフォルトのダウンロード先にダウンロードされます。

  11. 2 番目のクラウドパートナとクラウド監視サーバをホストするコンピュータに dbcloudaddhost.exe をコピーし、各コンピュータで実行します。クラウドユーザの ID とパスワードを求めるプロンプトが表示されます。

  12. プロンプトが表示されたら、クラウドのユーザ名とパスワードを指定します。

    dbcloudaddhost.exe によって次の操作が実行されます。

    • インストールを行っているホストに、クラウドから正しいクラウドソフトウェアをダウンロードする

    • クラウドホストソフトウェアをインストールする

    • クラウドにホストを追加する

    • クラウドサーバを作成、起動する

    • ローカルのインストールファイルをクリーンアップする

  13. 両方のコンピュータで dbcloudaddhost.exe を実行後、クラウドコンソールにログインし、クラウドに現在実行中の 3 つのクラウドサーバがあることを確認します。

  14. クラウドコンソールで [概要] をクリックします。

  15. [高可用性] セクションにある [高可用性の設定] リンクをクリックします。

  16. [クラウドの高可用性] ウィンドウで、インストールしたホストで実行されているクラウドサーバを選択して、クラウドパートナとクラウド監視サーバを設定し、[完了] をクリックします。

    クラウドで高可用性が構成され、クラウドの設定が完了しました。クラウドにテナントデータベースの追加を開始できます。

結果

クラウドが初期化され、使用する準備が完了しました。

次の手順

クラウドをアクティブ化します。

これでクラウドにホスト、サーバ、テナントデータベースをさらに追加できます。

 参照