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単純暗号化は、難読化と同じです。これにより第三者は、ディスクユーティリティを使用してファイルを表示し、データベースのデータを解読することが困難になります。単純暗号化では、データベースの暗号化のためのキーは不要です。
強力なデータベース暗号化方式では、キー (パスワード) がないとデータベースの操作やアクセスを行うことができません。アルゴリズムは、データベースやトランザクションログファイルに含まれる情報をエンコードして解読できないようにしています。
SQL Anywhere では、データベース管理者が、次の 4 種類の強力な暗号化のテクノロジを管理します。
強力な暗号化のステータス
暗号化キー
暗号化キーの保護
暗号化アルゴリズム
SQL Anywhere の強力な暗号化を実装するために使用するアルゴリズムは AES です。これは、米国商務省標準技術局 (NIST:National Institute of Standards and Technology) によってブロック暗号のための新しい次世代標準暗号化方式 (AES:Advanced Encryption Standard) として選択されたブロック暗号化アルゴリズムです。
AES_FIPS (128 ビット) または AES256_FIPS (256 ビット) タイプを使用することで、別の FIPS 認定の AES モジュールを指定して強力な暗号化を実装することもできます。-fips オプションを指定してデータベースサーバを起動した場合、AES、AES256、AES_FIPS、または AES256_FIPS の強力な暗号方式で暗号化されたデータベースを実行できますが、単純暗号化方式で暗号化されたデータベースは実行できません。暗号化されていないデータベースはサーバで開始できます。
AES_FIPS または AES256_FIPS で暗号化したデータベースを実行するために使用するコンピュータには、SQL Anywhere セキュリティオプションをインストールしてください。
FIPS 認定の暗号化は、すべてのプラットフォームで使用できるわけではありません。サポートされるプラットフォームのリストについては、 http://www.sybase.com/detail?id=1061806を参照してください。
別途ライセンスが必要な必須コンポーネント
FIPS 認定の暗号化には別のライセンスが必要です。強力な暗号化テクノロジはすべて、輸出規制対象品目です。
別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。