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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » SQL Anywhere 16 変更点とアップグレード » バージョン 12.0.0 の新機能

 

Ultra Light J の新機能

次に、バージョン 12.0.0 で導入された Ultra Light J の追加機能を示します。サポートされているプラットフォームとバージョンについては、[external link] http://www.sybase.com/detail?id=1061806を参照してください。

  • 外部 BLOB ファイルのサポート   Ultra Light J で BlackBerry OS または Java SE を使用している場合、データベースファイルの分割がサポートされ、データベース内の特定のカラムを使用して参照されるファイルとともに、外部ファイルを使用して大きな BLOB 値を格納できるようになります。これは、CREATE TABLE SQL 関数の一部として実装されます。

    BlackBerry アプリケーションでのサンプルの使用シナリオとしては、小規模で高速の永続ストアを使用して Ultra Light J データベースを格納し、大規模で低速のフラッシュドライブまたは SD カードを使用して写真などの大規模な BLOB 値を格納します。写真をキャプチャしてデータベースに格納するアプリケーションで、バッテリー電力と写真をデータベースにコピーする時間が無駄にならないという利点があります。

    CREATE TABLE 文 [Ultra Light]を参照してください。

  • BlackBerry の内部フラッシュと SD カードのサポート   Ultra Light J では、Ultra Light J データベースと内部フラッシュメモリまたは SD カードとの間で読み込み/書き込みを行うことができます。

  • 複数バージョンの Ultra Light J のサポート   Ultra Light J の複数のバージョンが BlackBerry と Java ME 環境で共存できるようにするため、Ultra Light J の JAR ファイル、COD ファイル、Java パッケージの名前にバージョン番号が次のように含まれるようになりました。

    • JAR ファイルは UltraLiteJ12.jar と呼ばれます。
    • COD ファイルは UltraLiteJ12.cod と呼ばれます。
    • すべてのパブリッククラスは、パッケージ com.ianywhere.ultralitej12 に含まれます。
    • Unsigned64 クラスは、パッケージ com.ianywhere.ultralitej12 に移動されました。

  • Ultra Light J アプリケーションの暗号化とセキュリティ保護   BlackBerry スマートフォン用にセキュリティ保護が非常に強化された Ultra Light J アプリケーションの作成方法を示す新しいサンプルが追加されました。詳細については、Samples\UltraLite\UltraLiteJ\BlackBerryEncryption\ReadMe.html を参照してください。BlackBerry セキュリティの詳細については、[external link] http://www.sybase.com/detail_list?id=9814 にあるホワイトペーパー『Ultra Light J Security on BlackBerry Devices』を参照してください。

  • 新しい ST_Geometry データ型   ST_Geometry データ型では、空間値に適用できる関数がサポートされています。ST_GEOMETRY データ型を参照してください。

  • TIMESTAMP WITH TIMEZONE データ型   TIMESTAMP WITH TIMEZONE データ型を使用すると、日付値と時刻値をタイムゾーンオフセットと一緒に格納できます。タイムゾーンオフセットは、UTC の前または後の分数です。Ultra Light データベース初期化ユーティリティ (ulinit)Ultra Light timestamp_with_time_zone_format 作成パラメータを参照してください。

  • RAND SQL 関数のサポート   Ultra Light J では、RAND SQL 関数をサポートしています。RAND 関数 [数値]を参照してください。

  • CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE、ALTER SYNCHRONIZATION PROFILE、DROP SYNCHRONIZATION PROFILE、SYNCHRONIZE のサポート   これらの文は、SQL を使用した同期パラメータの編成と同期の起動を行うための代替手段を提供するためのものです。既存の Connection.createSyncParm()、Connection.synchronize(SyncParm)、および関連 API は、引き続き動作します。次の項を参照してください。

  • CREATE TABLE と ALTER TABLE の新しいテーブル制約   CREATE TABLE 文または ALTER TABLE 文で、追加のテーブル制約 (SYNCHRONIZE ON | OFF | ALL) を指定できます。次の項を参照してください。

  • IF EXISTS 句の追加   DROP INDEX、DROP PUBLICATION、DROP SYNCHRONIZATION PROFILE、DROP TABLE の各文で、新しい IF EXISTS 句をオプションで指定できるようになりました。次の項を参照してください。

  • IF NOT EXISTS 句の追加   CREATE TABLE、CREATE INDEX、CREATE PUBLICATION、CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE の各文で、新しい IF NOT EXISTS 句をオプションで指定できるようになりました。次の項を参照してください。

  • CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE では、OR REPLACE 句もサポートされるようになりました。   CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE 文では、テーブルを置き換えるためのオプションもサポートされるようになりました。CREATE SYNCHRONIZATION PROFILE 文 [Ultra Light]を参照してください。

  • Mobile Link 経由のファイル転送   Ultra Light J では、Mobile Link サーバ経由で、リモートデータベースとの間でファイルのアップロードとダウンロードを行うことができます。

    Ultra Light J のデスクトップバージョンでは、Mobile Link からローカルファイルシステムにどのタイプのファイルでもダウンロードでき、ローカルファイルシステムから Mobile Link にどのタイプのファイルでもアップロードできます。

    Ultra Light J の BlackBerry OS バージョンでは、有効であり暗号化および難読化されていないデータベースファイルを Mobile Link からダウンロードしてオブジェクトストアに格納したり、これらのタイプのデータベースを Mobile Link にアップロードしたりできます。Mobile Link からメディアカードまたはフラッシュストレージにどのタイプのファイルでもダウンロードでき、フラッシュカードやメディアカードから Mobile Link にどのタイプのファイルでもアップロードできます。

    Ultra Light J のファイル転送の詳細については、FileTransfer インタフェース [Ultra Light J]を参照してください。

  • Ultra Light J データベース転送ユーティリティで、BlackBerry のファイルシステムでデータベースを開いたり転送したりできる   Ultra Light J では、データベース名に基づいてデータベースの場所 (オブジェクトストアまたはファイルシステム) が自動的に判断されます。名前の先頭が file:// (大文字と小文字が区別される) である場合はデータベースがファイルシステムで検索され、それ以外の場合はデータベースがオブジェクトストアで検索されます。

  • BlackBerry インストールディレクトリ名の変更   BlackBerry スマートフォンファイルのインストールディレクトリは、BlackBerry の最小 OS バージョンを使用するように名前が変更されました。UltraLite\UltraLiteJ\Java MERIM11 ディレクトリは UltraLite\UltraLiteJ\BlackBerry4.2 になり、BlackBerry OS 4.2 以降と互換性のあるファイルであることを示します。

  • ULjLoad と ULjUnload での blobfile タイプのサポート   Ultra Light J のロードユーティリティとアンロードユーティリティでは、blobfile タイプのカスタム実装をサポートしています。blobfile タイプの Ultra Light J データベースのサンプル実装については、Ultra Light Java Edition データベースアンロードユーティリティ (uljunload)Ultra Light Java Edition データベースロードユーティリティ (uljload)を参照してください。

  • ロー制限アルゴリズムの改善   カラムが多いテーブルのローが、カラムが少ないテーブルのローより多くのリソースを使用できるようにロー制限アルゴリズムが改善されました。

  • システムテーブルの変更   Ultra Light J システムテーブルに、次の変更が加えられました。

    • syscolumn システムテーブルの column_default_value カラムで、DEFAULT AUTOFILENAME デフォルト句がサポートされる   このカラムでは、カラムデフォルト値 DEFAULT AUTOFILENAME で指定された VARCHAR 型を処理できます。syscolumn システムテーブルを参照してください。

    • syscolumn システムテーブルへの filename_colid カラムの追加   スキーマ定義の file_name カラムが参照される場合は、このカラムに参照先カラムのカラム ID が格納され、そうでない場合は、このカラムが NULL になります。syscolumn システムテーブルを参照してください。

    • systable システムテーブルへの table_partition_size カラムの追加   このカラムには、定義された分割サイズの値が格納されます。systable システムテーブルを参照してください。

  • 暗号化のパフォーマンスの変更   低速の CPU 環境でパフォーマンスを向上するため、EncryptionControl インタフェースが次のように改善されました。

    • Ultra Light J で、データとシステムにとって重要なページのみが暗号化されるようになりました。

    • 復号化メソッドで、復号化する必要のあるバイト数を指定するため、追加パラメータを指定できるようになりました。

 Ultra Light J API の新機能