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SAP Sybase SQL Anywhere 16.0 » Ultra Light データベース管理とリファレンス » Mobile Link クライアントとしての Ultra Light » Ultra Light クライアント

 

Ultra Light クライアントの同期の動作のカスタマイズ

Ultra Light にカスタム同期のサポートを追加するには、次に示すいくつかの作業を行います。

  • 複数のリモートクライアントを含む同期モデル内でプライマリキーの一意性を維持する。   必須。同期システムでは、プライマリキーは、異なるデータベース (リモートと統合) 内の同じローを識別する唯一の方法であり、競合を検出する唯一の方法です。したがって、複数のクライアントがある場合は、以下の規則に従う必要があります。

    • 同期される各テーブルには、プライマリキーが存在する必要がある。
    • プライマリキーの値は更新しない。
    • プライマリキーは、同期されるすべてのデータベース間でユニークでなければならない。

  • 小数データが失われないようにデータカラムを設定する。   SQL Anywhere 統合データベースの場合は、これは問題ではありません。ただし、Oracle などのデータベースでは、互換性の問題を考慮する必要がある場合があります。たとえば、Ultra Light と Oracle のデータベースでは、タイムスタンプ精度が同じである必要があります。また、Oracle データベースに TIMESTAMP を追加して、Ultra Light リモートデータベースから統合データベースにデータをアップロードするときに秒の小数点以下のデータが失われないようにする必要があります。

  • 統合データベースにアップロードするデータサブセットを指定する。   省略可。デフォルトですべてのデータを同期しない場合にのみ行います。同期するデータを指定するには、1 つまたは複数のサブセット方法を使用します。

    たとえば、優先度の高いデータのパブリケーションを作成することができます。その後、アプリケーションで無線ネットワークを介してこのデータを同期できます。無線ネットワークには使用コストがかかるので、このコストは、業務に必要なものに制限する必要があります。緊急でないデータは後でクレードルから同期できます。

  • Ultra Light アプリケーションから同期を初期化し、セッションに関するパラメータを指定する。   必須。同期のプログラミングは 2 段階で行います。まずセッションを設定してから、同期操作を初期化します。

    セッションの設定を行うには、同期の通信ストリーム (ネットワークプロトコル) とそのストリームのパラメータを選択し、同期スクリプトのバージョンを設定し、Mobile Link ユーザを識別します。ただし、ほかにも設定可能なパラメータがあります。たとえば、デフォルトの双方向同期を一方向のみに変更するには、upload_only と download_only のパラメータを使用します。

その他の重要な同期の動作は、Mobile Link サーバで Mobile Link 同期スクリプトを使用して制御します。これらのコードを以下に示します。

  • Ultra Light リモートデータベース内のテーブルに更新または挿入としてダウンロードするデータ

  • リモートデータベースからアップロードされた変更内容に必要な処理

自分専用の同期スクリプトを作成すれば、リモートデータベース間でデータを適切に分割できます。

 参照