ADO からの接続

ADO は、オブジェクト指向型プログラミング・インタフェースです。ADO では、Connection オブジェクトがデータ・ソースとのユニークなセッションを表します。

次の Connection オブジェクト機能を使用して、接続を開始できます。

プロバイダ名が格納されている Provider プロパティ。プロバイダ名を指定しない場合、ADO は MSDASQL プロバイダを使用します。
接続文字列が格納されている ConnectionString プロパティ。このプロパティに格納されている SQL Anywhere 接続文字列は、ODBC ドライバと同じ方法で使用されます。ODBC データ・ソース名、または明示的な UserID、Password、DatabaseName、その他のパラメータを、他の接続文字列の場合と同様に指定できます。
接続を開始する Open メソッド。

例

次の Visual Basic コードは、SQL Anywhere への OLE DB 接続を開始します。

' Declare the connection object
Dim myConn as New ADODB.Connection
myConn.Provider = "SAOLEDB"
myConn.ConnectionString = "DSN=SQL Anywhere 11 Demo"
myConn.Open

参照

SQL Anywhere を使用した ADO プログラミング