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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » SQL Anywhere for Windows Mobile

 

Windows Mobile データベースの設定

SQL Anywhere の完全バージョンで使用できる SQL 機能のほとんどは、Windows Mobile バージョンでも使用できます。たとえば、トランザクション処理、参照整合性アクション、プロシージャ、トリガなどです。ただし、Java 機能とリモート・データ・アクセス機能は、Windows Mobile では使用できません。

Windows Mobile デバイスで使用するデータベースのプロパティを設定するときは、サポートされていない機能に注意してください。

機能の完全なリストについては、Windows Mobile での SQL Anywhere 機能のサポートを参照してください。

以下の設定は、データベースの作成中に設定します。いったん設定すると、データベースを再構築しなければ変更できません。

  • 大文字と小文字の区別   大文字と小文字の区別を参照してください。

  • 比較時の後続ブランクの処理   デフォルトでは、後続ブランクを余分の文字と見なしてデータベースが作成されます。たとえば、'Dirk' は 'Dirk ' と同じではありません。後続ブランクが無視されるように、ブランクを埋め込んだデータベースを作成できます。比較の後続ブランクを無視を参照してください。

  • ページ・サイズ   テーブルとページのサイズを参照してください。

  • 照合順と文字セット   Windows Mobile 用のデータベースを作成するときは、該当言語のために Windows で使用されるシングルバイトまたはマルチバイトの文字セットと同じ文字セットを基にした照合を使用してください。たとえば、英語、フランス語、またはドイツ語を使用する場合は、1252Latin1 照合を使用します。日本語を使用する場合は 932JPN 照合を、韓国語を使用する場合は 949KOR 照合を使用します。照合の知識を参照してください。

    注意

    Windows Mobile で使用するデータベースを作成するときは、適合化オプションの文字列にロケールまたはソート・タイプを指定しないでください。指定すると、Windows Mobile デバイスでデータベースが起動しなくなる可能性があります。照合の適合化オプションの詳細については、照合の適合化オプションを参照してください。

    文字セット変換は Windows Mobile ではサポートされていないため、Windows Mobile 上のデータベースには、オペレーティング・システムの文字セットか UTF-8 のいずれかを使用する必要があります。

    Windows Mobile データベースを作成するときに、ICU ライブラリをインストールするかどうかを選択する必要があります。インストール時の考慮事項:Windows Mobile での ICU の使用を参照してください。


Windows Mobile でのトランザクション・ログの使用
Windows Mobile での jConnect の使用
Windows Mobile での暗号化の使用
Windows Mobile データベースの作成
Windows Mobile のデータベースの再構築
Windows Mobile データベースのバックアップ
Windows Mobile データベースの消去