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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの保守 » SQL Anywhere の高可用性 » データベース・ミラーリングの設定

 

データベース・ミラーリングとパフォーマンス

プライマリ・サーバとミラー・サーバを実行する各コンピュータは、ハードウェア構成 (プロセッサ、ディスク、メモリなど) を同じにしておくのが理想的です。どちらかのコンピュータで実行されているデータベース・サーバは、常にミラーリング対象のデータベースのプライマリ・サーバとして動作する可能性があります。プライマリでの更新アクティビティによっては、ミラー・サーバの使用率が低くなるのが一般的です。

プライマリ・サーバに対するクエリ・パフォーマンスは、ミラーリングの影響を受けません。データベースを更新するトランザクションのパフォーマンスは、トランザクションのサイズとコミットの頻度の影響を受けます。非同期モードで稼働しているミラー・サーバのパフォーマンスは、同期モードの場合より優れていますが、ミラーリング・システムに参加していないデータベース・サーバよりは悪くなります。パフォーマンスは、稼働サーバ間のネットワーク接続速度に大きく依存します。