データベース・ファイルのメディア障害からリカバリする場合、トランザクション・ログには影響ありません。リカバリを実行すると、すべてのコミットされたトランザクションがデータベースに再適用されます。状況によっては、障害が発生した時点で終了していなかったトランザクションについての情報を検索することも可能です。
ログ・ファイル変換ウィザードを使用すると、Sybase Central でログ・ファイルを .sql ファイルに変換できます。dbtran ユーティリティを使用して、ログ・ファイルを .sql ファイルに変換することもできます。
[ツール] - [SQL Anywhere 11] - [ログ・ファイルの変換] を選択します。
ウィザードの指示に従います。
変換されたログ (SQL コマンド・ファイル) をテキスト・エディタで編集し、必要な指示を特定します。
dbtran を実行し、トランザクション・ログを SQL コマンド・ファイルに変換します。このとき、-a オプションを指定して、コミットされていないトランザクションも含まれるようにします。たとえば、次のコマンドは、dbtran を使用してトランザクション・ログを変換します。
dbtran -a sample.log changes.sql |
変換されたログ (SQL コマンド・ファイル) をテキスト・エディタで編集し、必要な指示を特定します。
ログ変換ユーティリティの詳細については、ログ変換ユーティリティ (dbtran)を参照してください。
トランザクション・ログには、障害が発生する直前の変更が含まれていないこともあります。最後にコミットしたトランザクションより前にデータベースに加えられた変更は、トランザクション・ログに含まれます。
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