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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » データベース・ファイルの処理

 

データベースの消去

データベースを消去すると、データベースへの変更を記録したトランザクション・ログを含むすべてのテーブルとデータがディスクから削除されます。データベース・ファイルはすべて、誤ってファイルを変更したり削除したりするのを防ぐために読み込み専用となっています。データベースを消去するには、デフォルトで DBA 権限が必要です。データベース・サーバの -gu オプションを使用すると、必要なパーミッションを変更できます。-gu サーバ・オプションを参照してください。

Sybase Central では、データベース消去ウィザードを使用してデータベースを消去できます。

Interactive SQL では、DROP DATABASE 文を使用してデータベースを消去できます。

dberase ユーティリティを使用して、コマンド・ラインからデータベースを消去する方法もあります。ただし、dberase ユーティリティは DB 領域を消去しません。DB 領域を消去したい場合、DROP DATABASE 文を使用するか、または Sybase Central のデータベース消去ウィザードを使用します。

dberase ユーティリティ、データベース消去ウィザード、DROP DATABASE 文を使用する場合、消去するデータベースが実行中であってはなりません。別のデータベースを削除するには、データベースに接続されている必要があります。

ユーティリティ・データベースへの接続方法については、ユーティリティ・データベースへの接続を参照してください。

Windows Mobile のデータベースは手動で消去する必要があります。Windows Mobile データベースの消去を参照してください。

♦  データベースを消去するには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。
  1. [ツール] - [SQL Anywhere 11] - [データベースの消去] を選択します。

  2. ウィザードの指示に従います。

ヒント

Sybase Central では、次の方法でデータベース消去ウィザードにアクセスすることもできます。

  • データベース・サーバを選択し、[ファイル] - [データベースの消去] を選択します。

  • サーバを右クリックし、[データベースの消去] を選択します。

♦  データベースを消去するには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. 消去対象でないデータベースに接続します。たとえば、ユーティリティ・データベースに接続します。

  2. DROP DATABASE 文を実行します。

    たとえば、次の DROP DATABASE 文は、temp というデータベースを消去します。

    DROP DATABASE 'c:\\temp\\temp.db';

DROP DATABASE 文を参照してください。

♦  データベースを消去するには、次の手順に従います (コマンド・ラインの場合)。

消去ユーティリティ (dberase)を参照してください。