LTM の動作は、LTM の「設定ファイル」を修正することにより制御します。このファイルは、テキスト・エディタを使用して作成、編集できる一般的なテキスト・ファイルです。LTM 設定ファイルには、LTM に必要な情報が含まれています。たとえば、LTM がログをどの SQL Anywhere サーバから転送しているか、どの Replication Server に転送するかなどの情報です。LTM を実行するには、有効な設定ファイルが必要です。
テキスト・エディタを使用して設定ファイルを作成してから、LTM を実行してください。-C LTM コマンドは、使用する設定ファイルの名前を指定します。デフォルトは dbltm.cfg です。
LTM 設定ファイルのフォーマットは、『Replication Server 管理ガイド』で説明されている Replication Server の設定ファイルのフォーマットと同じです。その概要は次のとおりです。
設定ファイルでは、各行にエントリが 1 つずつ含まれています。
1 つのエントリは、パラメータ 1 つと、その後に続く = 文字と、さらにその後に続く値とで構成されています。
Entry=value |
# 文字で始まる行はコメントであり、LTM はこれを無視します。
設定ファイルには先行ブランクを含めません。
エントリは、大文字と小文字が区別されます。
使用できる設定ファイル・パラメータの完全なリストについては、LTM 設定ファイルを参照してください。
次に、SQL Anywhere LTM 設定ファイルの例を示します。
# This is a comment line # Names are case sensitive. SQL_user=sa SQL_pw=sysadmin SQL_server=PRIMESV SQL_database=primedb RS_source_ds=PRIMESV RS_source_db=primedb RS=MY_REPSERVER RS_user=sa RS_pw=sysadmin LTM_admin_user=DBA LTM_admin_pw=sql LTM_charset=cp850 scan_retry=2 SQL_log_files=e:\logs\old_logs APC_user=sa APC_pw=sysadmin |
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