Kerberos 認証を有効にしようとしたり、使おうとしたりしたときに予期しないエラーが発生した場合は、データベース・サーバとクライアントで追加の診断メッセージを有効にすることをおすすめします。
データベース・サーバの起動時に -z オプションを指定します。または、すでに実行中のサーバのデータベース・サーバ・メッセージ・ログに追加の診断メッセージを表示するには CALL sa_server_option( 'DebuggingInformation', 'ON' )
を使用します。LogFile 接続パラメータを使用すると、指定したファイルにクライアント診断メッセージが書き込まれます。LogFile 接続パラメータを使用する代わりに、コマンド dbping -z を実行することもできます。-z パラメータにより診断メッセージが表示され、接続の問題の原因を特定するのに役立ちます。
現象 | 一般的な解決策 |
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「Kerberos GSS-API ライブラリをロードできません。」メッセージ |
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「サーバ名 "server-name" の Kerberos クレデンシャルを取得できません。」メッセージ |
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「Kerberos ログインが失敗しました。」クライアント・エラー |
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クライアントが Kerberos 認証を使用して接続しようとしてエラーが発生した場合について、次の表に示します。
現象 | 一般的な解決策 |
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「Kerberos ログインはサポートされていません。」エラーが発生し、LogFile にメッセージ 「Kerberos GSS-API ライブラリのロードに失敗しました」が出力されている。 |
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「Kerberos ログインはサポートされていません。」エラー |
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「Kerberos ログインが失敗しました。」エラー |
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「ログイン・モード 'Kerberos' は、login_mode 設定で許可されていません。」エラー |
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「ログイン ID 'client-Kerberos-principal' はどのデータベース・ユーザ ID にもマップされていません。」 |
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