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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » 接続パラメータとネットワーク・プロトコル・オプション » 接続パラメータ

 

Kerberos 接続パラメータ [KRB]

データベース・サーバへの接続時に Kerberos 認証を使用できるかどうかを指定します。

使用法

Windows Mobile を除くすべてのプラットフォーム

YES、NO、SSPI、GSS-API-library-file のいずれか

デフォルト

NO

備考

Kerberos [KRB] 接続パラメータには次の設定があります。

  • YES   Kerberos 認証ログインが試行されます。

  • NO   Kerberos 認証ログインは試行されません。これはデフォルトです。

  • SSPI   Kerberos 認証ログインが試行され、GSS-API ライブラリの代わりに組み込みの Windows SSPI インタフェースが使用されます。SSPI は Windows プラットフォームでのみ使用できます。また、Domain Controller Active Directory KDC 以外のキー配布センター (KDC) で SSPI を使用することはできません。Windows クライアント・コンピュータがすでに Windows ドメインにログインされている場合は、Kerberos クライアントをインストールまたは設定せずに、SSPI を使用できます。

  • GSS-API-library-file   Kerberos 認証ログインが試行されます。この文字列は、Kerberos GSS-API ライブラリ (または UNIX の共有オブジェクト) のファイル名を指定します。これは、Kerberos クライアントでデフォルトと異なる Kerberos GSS-API ライブラリ・ファイル名が使用されているか、コンピュータに複数の GSS-API ライブラリがインストールされている場合にだけ必要です。

Kerberos 認証ログインを使用している場合、UserID および Password 接続パラメータは無視されます。

Kerberos 認証を使用するには、Kerberos クライアントがインストールおよび設定され (SSPI の場合は不要)、ユーザが Kerberos にログインされ (有効な TGT がある)、データベース・サーバで Kerberos 認証ログインが有効になり設定されている必要があります。

参照
Kerberos=YES
Kerberos=SSPI
Kerberos=c:\Program Files\MIT\Kerberos\bin\gssapi32.dll