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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの起動とデータベースへの接続 » SQL Anywhere データベース接続 » 統合化ログインの使用方法

 

統合化ログインの作成

ユーザ・プロファイルは、既存のデータベース・ユーザ ID に対してのみマッピングできます。データベースからデータベース・ユーザ ID が削除されると、そのデータベース・ユーザ ID に基づくすべての統合化ログイン・マッピングも、自動的に削除されます。

1 つのデータベース・ユーザ ID に対して 1 つのユーザまたはグループ・プロファイルをマッピングする必要はありません。1 つ以上のユーザ・プロファイルを、同一のデータベース・ユーザ ID にマッピングできます。

統合化ログインのマッピングを作成するには、ログイン・マッピング作成ウィザードまたは SQL 文を使用できます。

♦  統合化ログインをマッピングするには、次の手順に従います (Sybase Central の場合)。

統合化ログイン・マッピングを作成または削除するには、DBA 権限が必要です。

  1. Sybase Central を開きます。

  2. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  3. 左ウィンドウ枠で [ログイン・マッピング] を右クリックし、[新規] - [ログイン・マッピング] を選択します。

  4. [次へ] をクリックします。

  5. [データベースに接続する Windows ユーザを指定してください。] フィールドに、統合化ログインを作成するユーザまたはグループのプロファイル名を入力します。

  6. [Windows ユーザに関連付けるデータベース・ユーザを指定してください。] リストで、このユーザをマッピングするデータベース・ユーザ ID を選択します。

  7. ログイン・マッピング作成ウィザードの残りの指示に従います。

♦  統合化ログインをマッピングするには、次の手順に従います (SQL の場合)。
  1. DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。

  2. GRANT INTEGRATED LOGIN TO 文を実行します。

次の SQL 文を使用すると、Window ユーザの fran_whitney と matthew_cobb は、DBA ユーザ ID またはパスワードを知らない、あるいは指定しなかった場合でも、DBA ユーザとしてデータベースにログインできます。

GRANT INTEGRATED LOGIN
TO fran_whitney, matthew_cobb
AS USER DBA;

GRANT 文を参照してください。

次の SQL 文を使用すると、Windows NT グループの mywindowsusers のメンバである Windows ユーザは、DBA ユーザのユーザ ID またはパスワードを知らない、あるいは指定しなかった場合でも、DBA ユーザとしてデータベースにログインできます。

GRANT INTEGRATED LOGIN
TO mywindowsusers
AS USER DBA;

Windows ユーザ・グループ用の統合化ログインの作成を参照してください。