ユーザ・プロファイルは、既存のデータベース・ユーザ ID に対してのみマッピングできます。データベースからデータベース・ユーザ ID が削除されると、そのデータベース・ユーザ ID に基づくすべての統合化ログイン・マッピングも、自動的に削除されます。
1 つのデータベース・ユーザ ID に対して 1 つのユーザまたはグループ・プロファイルをマッピングする必要はありません。1 つ以上のユーザ・プロファイルを、同一のデータベース・ユーザ ID にマッピングできます。
統合化ログインのマッピングを作成するには、ログイン・マッピング作成ウィザードまたは SQL 文を使用できます。
統合化ログイン・マッピングを作成または削除するには、DBA 権限が必要です。
Sybase Central を開きます。
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で [ログイン・マッピング] を右クリックし、[新規] - [ログイン・マッピング] を選択します。
[次へ] をクリックします。
[データベースに接続する Windows ユーザを指定してください。] フィールドに、統合化ログインを作成するユーザまたはグループのプロファイル名を入力します。
[Windows ユーザに関連付けるデータベース・ユーザを指定してください。] リストで、このユーザをマッピングするデータベース・ユーザ ID を選択します。
ログイン・マッピング作成ウィザードの残りの指示に従います。
DBA 権限のあるユーザとしてデータベースに接続します。
GRANT INTEGRATED LOGIN TO 文を実行します。
次の SQL 文を使用すると、Window ユーザの fran_whitney と matthew_cobb は、DBA ユーザ ID またはパスワードを知らない、あるいは指定しなかった場合でも、DBA ユーザとしてデータベースにログインできます。
GRANT INTEGRATED LOGIN TO fran_whitney, matthew_cobb AS USER DBA; |
GRANT 文を参照してください。
次の SQL 文を使用すると、Windows NT グループの mywindowsusers のメンバである Windows ユーザは、DBA ユーザのユーザ ID またはパスワードを知らない、あるいは指定しなかった場合でも、DBA ユーザとしてデータベースにログインできます。
GRANT INTEGRATED LOGIN TO mywindowsusers AS USER DBA; |
Windows ユーザ・グループ用の統合化ログインの作成を参照してください。
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