Interactive SQL では、CREATE DATABASE 文を使用してデータベースを作成します。既存のデータベースに接続してから、この文を使用する必要があります。
「sample」という名前のデータベース・サーバを起動します。
dbeng11 -n sample |
Interactive SQL を起動します。
既存のデータベースに接続します。データベースが存在しない場合は、ユーティリティ・データベース utility_db に接続できます。ユーティリティ・データベースへの接続を参照してください。
CREATE DATABASE 文を実行します。
CREATE DATABASE 文を参照してください。
c:\temp ディレクトリにファイル名 temp.db のデータベースを作成します。
CREATE DATABASE 'c:\\temp\\temp.db'; |
ディレクトリ・パスはデータベース・サーバを基準にします。この文を実行するのに必要なパーミッションは、サーバ・コマンド・ラインで -gu オプションを使用して設定します。デフォルトの設定は、DBA 権限を必要とします。
円記号 (\) は SQL のエスケープ文字であるため、場合によって 2 つ付けます。\x と \n の各シーケンスを使用して、16 進数で文字を指定したり、改行文字を指定したりできます。n と x 以外の文字は、前に円記号が付いていても特別な意味はありません。このことが重要になる場合の例を示します。
CREATE DATABASE 'c:\\temp\\\x41\x42\x43xyz.db'; |
最初の \\ シーケンスは円記号を表します。\x シーケンスは、それぞれ文字 A、B、C を表します。このファイル名は ABCxyz.db です。
CREATE DATABASE 'c:\temp\\nest.db'; |
\n シーケンスが改行文字として解釈されないように、円記号を 2 つ連続で使用します。
エスケープ・シーケンスを参照してください。
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