次の手順では、リカバリ処理中に適用する必要がある、トランザクション・ログのインクリメンタル・バックアップがないと想定しています。トランザクション・ログの複数のコピーをバックアップした場合のデータベースのリカバリについては、複数のトランザクション・ログがあるデータベースのリカバリを参照してください。
パーソナル・データベース・サーバを起動します。
たとえば、次のコマンドは、restore というデータベース・サーバを起動します。
dbeng11 -n restore |
Sybase Central を起動し、ユーティリティ・データベースに接続します。
[接続] ウィンドウの [ID] タブで、ユーザ ID DBA とパスワード sql を入力します。このタブにある他のすべてのフィールドはブランクのままにします。
[データベース] タブをクリックし、データベース名として utility_db と入力します。このタブにある他のすべてのフィールドはブランクのままにします。
[OK] をクリックします。
[ツール] - [SQL Anywhere 11] - [データベースのリストア] を選択します。
ウィザードの指示に従います。
パーソナル・データベース・サーバを起動します。
たとえば、次のコマンドは、restore というデータベース・サーバを起動します。
dbeng11 -n restore |
Interactive SQL を起動して、ユーティリティ・データベースに接続します。
[接続] ウィンドウの [ID] タブで、ユーザ ID DBA とパスワード sql を入力します。このタブにある他のすべてのフィールドはブランクのままにします。
[データベース] タブをクリックし、データベース名として utility_db と入力します。このタブにある他のすべてのフィールドはブランクのままにします。
[OK] をクリックします。
アーカイブ・ルートを指定して RESTORE DATABASE 文を実行します。
この時点で、アーカイブされたデータベースを元のロケーション (デフォルト) にリストアするか、RENAME 句を使用して別のコンピュータに別のデバイス名を使用してリストアするかを選択できます。RESTORE DATABASE 文を参照してください。
次の文では、データベースをテープ・アーカイブからデータベース・ファイル c:\newdb\newdb.db にリストアします。
RESTORE DATABASE 'c:\\newdb\\newdb.db' FROM '\\\\.\\tape0'; |
次の文では、データベースをファイル c:\backup\archive.1 のアーカイブ・バックアップからデータベース・ファイル c:\newdb\newdb.db にリストアします。トランザクション・ログの名前と場所はデータベース内に指定されます。
RESTORE DATABASE 'c:\\newdb\\newdb.db' FROM 'c:\\backup\\archive'; |
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