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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの保守 » バックアップとデータ・リカバリ » バックアップとリカバリのプランの設計

 

スケジュールに関する考慮事項

一般に、バックアップには、フル・バックアップとインクリメンタル・バックアップを組み合わせて使用します。バックアップを作成する頻度は、データの重要性、データが変更される頻度などの要因によって異なります。

一般的には、週ごとにフル・バックアップを行い、1 日 1 回トランザクション・ログのインクリメンタル・バックアップを実行するというスケジュールから始めます。フル・バックアップとインクリメンタル・バックアップのどちらについても、オンライン (データベースの稼働中) またはオフラインで、サーバ側またはクライアント側で実行できます。

バックアップのスケジュールによってどの種類の障害からデータを保護できるかは、バックアップのスケジュールの頻度だけでなく、データベース・サーバの運用方法によっても異なります。

常に複数のフル・バックアップを保管してください。以前のバックアップに上書きする形でバックアップを作成すると、バックアップの最中にメディア障害が発生した場合、バックアップは失われてしまいます。また、火事、洪水、地震、盗難、その他の破壊行為に備えて、フル・バックアップのコピーをオフサイトに保管してください。

SQL Anywhere のイベント・スケジュール機能を使用して、スケジュールした時刻に自動的にオンライン・バックアップを実行できます。メンテナンス・プランの作成を参照してください。