バックアップ操作では、トランザクション・ログのバックアップに加え、オンライン・トランザクション・ログのファイル名を YYMMDDxx.log という形式に変更できます。このファイルはデータベース・サーバでは使用されませんが、Message Agent や Replication Agent では利用できます。これを「オフライン」トランザクション・ログと呼びます。新しいオンライン・トランザクション・ログの最初の名前には、古いオンライン・トランザクション・ログの名前が付けられます。
YYMMDDxx.log というファイル名は、順序付けではなく、ファイルを区別するために使用されます。たとえば、最初のバックアップが 2000 年 12 月 10 日である場合、ログ・ファイル名は 001210AA.log になります。最初の 2 桁は年、次の 2 桁は月、その次の 2 桁は日付を示し、最後の 2 文字によって、同じ日に実行された複数のバックアップを識別します。
Message Agent と Replication Agent は、オフライン・コピーを使用して古いトランザクションを必要に応じて提供できます。delete_old_logs データベース・オプションを On に設定すると、Message Agent と Replication Agent が必要としなくなった古いオフライン・ファイルは削除されるので、ディスク領域を節約できます。
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