読み込み専用のミラー・データベースへのアクセスに使用できる代替データベース・サーバ名を指定します。
dbsrv11 [ server-options ] database-file -sm alternate-server-name
すべてのオペレーティング・システム、ネットワーク・サーバのみ
alternate-server-name は、そのデータベース・サーバがデータベースのミラーとして動作している場合のみアクティブになります。-sm と -sn コマンドライン・オプションを使用すると、どの物理サーバがプライマリまたはミラーとして動作しているかを把握していなくても、アプリケーションは常にプライマリ・サーバまたはミラー・サーバのデータベースに接続できます。
次のコマンドは、データベース・サーバ myserver 上のデータベース satest.db と sample.db を起動します。-sn オプションを指定すると、データベース・サーバは sample.db に接続するときに、代替サーバ名として mysampleprimary を使用します。一方、-sm オプションを指定すると、データベース・サーバはミラー・サーバで実行中の sample.db に接続するときに、代替サーバ名として mysamplemirror を使用します。
dbsrv11 -n myserver satest.db sample.db -sn mysampleprimary -sm mysamplemirror -xp "partner=( ENG=server2;LINKS=TCPIP( PORT=2637;TIMEOUT=1 ) );auth=abc; arbiter=( ENG=arbiter;LINKS=TCPIP;( PORT=2639;TIMEOUT=1 ) );mode=sync" |
プライマリ・サーバで実行中の sample.db に接続するには、次のいずれかの接続パラメータを使用します。
ENG=mysampleprimary を使用して satest.db に接続することはできません。
ミラー・サーバで実行中の sample.db に接続するには、次のいずれかの接続パラメータを使用します。
ENG=mysamplemirror を使用して satest.db に接続することはできません。
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