SQL Anywhere 診断ディレクトリのロケーションを指定します。
SADIAGDIR=diagnostic-information-directory
オペレーティング・システム | デフォルトのロケーション |
---|---|
Windows | %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\SQL Anywhere 11\diagnostics |
UNIX | $HOME/.sqlanywhere11/diagnostics |
Windows Mobile | データベース・サーバが実行されているディレクトリ |
SQL Anywhere では、クラッシュ・レポートと機能診断情報が診断ディレクトリに保存されます。クラッシュ・レポートが書き込まれる診断ディレクトリのロケーションは、SADIAGDIR 環境変数の設定によって決まります。
環境変数で指定されたディレクトリが存在しない場合、データベース・サーバは環境変数が設定されていないものとして処理を実行します。
Windows Mobile 以外の Windows では、診断情報は次の中から最初に検出された書き込み可能ディレクトリに書き込まれます。
SADIAGDIR 環境変数で指定されたディレクトリ。
現在の実行プログラムがあるディレクトリ。
現在のディレクトリ。
テンポラリ・ディレクトリ。SATMP 環境変数とTMP、TEMPDIR、TEMP 環境変数を参照してください。
Windows Mobile では、診断情報は次の中から最初に検出された書き込み可能ディレクトリに書き込まれます。
現在の実行プログラムがあるディレクトリ。
現在のディレクトリ。
テンポラリ・ディレクトリ。Windows Mobile でのレジストリ設定を参照してください。
UNIX では、診断情報は次の中から最初に検出された書き込み可能ディレクトリに書き込まれます。
SADIAGDIR 環境変数で指定されたディレクトリ。
$HOME/.sqlanywhere11/diagnostics で指定されたディレクトリ。
現在のディレクトリ。
テンポラリ・ディレクトリ。SATMP 環境変数とTMP、TEMPDIR、TEMP 環境変数を参照してください。
UNIX では、データベース・サーバまたは Mobile Link サーバをデーモンとして実行する場合やユーザが root/nobody である場合、ユーザのホーム・ディレクトリにクラッシュ・レポートを書き込むことは推奨されません。そのため、UNIX のインストーラによって適切なロケーションを指定するよう求められ、sa_config.sh ファイルと sa_config.csh ファイルに SADIAGDIR 環境変数が設定されます。
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