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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » レプリケーション » Replication Server を使用したデータのレプリケート » SQL Anywhere と Replication Server の併用に関する概要

 

Replication Server の特徴

Replication Server は、レプリケーション・システム用に設計されたもので、以下の要件があります。

  • 少数のデータベース   Replication Server は、サーバ間のレプリケーションをサポートするように設計されており、通常、1 つのシステムで処理できるサーバは 100 未満です。

  • 連続接続   プライマリ・サイトとレプリケート・サイト間の接続に、広域ネットワークを使用する場合があります。しかし、Replication Server は、システム内のサーバ間にデータ交換用のほぼ連続的な接続パスがあるという想定で設計されています。

  • 遅延時間:短   遅延時間が短いということは、システムにおいて、あるデータベースにデータが入力されてからそのデータが各データベースにレプリケートされるまでのタイムラグが短いということです。Replication Server の場合、通常のレプリケーション・メッセージは、プライマリ・サイトに入力が行われる数秒の間に送信されます。

  • 容量:大   ほぼ連続的に接続が行われておりパフォーマンスに優れている場合、Replication Server は大容量のメッセージを処理できます。

  • 異機種データベース   Replication Server は、主要な DBMS をいくつかサポートしており、レプリケーション中にオブジェクト名のマッピングができます。このため、異機種データベースがサポートされます。