LTM は、Replication Server に対するレプリケーション・コマンドのバッファリングを可能にします。レプリケーション・コマンドをバッファし、それをバッチにして送信すると、送信されるメッセージの数が少なくなります。特に、大きなボリュームのインストールでは、総スループットが著しく増加することがあります。
デフォルトで、LTM はトランザクションをバッファします。次の場合は、バッファがフラッシュします (トランザクションが Replication Server に送信されます)。
最大コマンド数に到達 batch_ltl_sz パラメータは、フラッシュする前にバッファに保存される最大 LTL (ログ転送言語) コマンド数を設定します。デフォルト設定値は 200 です。
最大使用メモリ量に到達 batch_ltl_mem パラメータは、フラッシュする前にバッファが占有できる最大メモリ量を設定します。デフォルト設定は 256 KB です。
トランザクション・ログ処理の完了 トランザクション・ログ内に処理するエントリがなくなると (つまり、LTM が、コミットされたすべてのトランザクションを処理した場合)、バッファはフラッシュします。
batch_ltl_cmds パラメータを off に設定することによって、トランザクションのバッファリングを停止できます。
batch_ltl_cmds=off |
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