SQL Anywhere を Windows (32 ビット・バージョン) 上で実行している場合は、SQL Anywhere SNMP Extension Agent と SNMP 管理アプリケーションを組み合わせて SQL Anywhere データベースを管理することができます。異なるコンピュータで動作している複数のデータベース・サーバ上の各データベースを 1 つのエージェントでモニタリングできます。
SQL Anywhere SNMP Extension Agent を使用すると、次の操作を実行できます。
個々のサーバ統計とデータベース統計の値を検索する。
個々のサーバ・プロパティとデータベース・プロパティの値を検索する。
個々の PUBLIC データベース・オプションの値を検索する。
いずれかの PUBLIC データベース・オプションに値を設定する。
ストアド・プロシージャを実行する。
プロパティ値または統計値に基づいてトラップを生成する。
SQL Anywhere インストール環境には、以下の SQL Anywhere SNMP Extension Agent 用ファイルが用意されています。
dbsnmp11.dll SQL Anywhere SNMP Extension Agentこのファイルは、install-dir\bin32 にあります。
iAnywhere.mib SQL Anywhere MIB には、データベース・サーバとデータベースのプロパティ、統計、オプションのうち SQL Anywhere SNMP Extension Agent を使用してアクセスできるものの OID が、すべて格納されています。
RDBMS-MIB.mib これはリレーショナル・データベース管理システムのための汎用 MIB であり、SQL Anywhere SNMP Extension Agent を使用してアクセスできる OID が格納されています。
SNMPv2-SMI.mib この MIB は、Adaptive Server Anywhere MIB と RDBMS MIB から参照されます。
SNMPv2-TC.mib この MIB は、Adaptive Server Anywhere MIB と RDBMS MIB から参照されます。
SYBASE-MIB.mib Sybase MIB です。この MIB は、ASQL Anywhere MIB から参照されます。
sasnmp.ini このファイルには、SQL Anywhere SNMP Extension Agent によるモニタリングの対象となるデータベースが列記されています。デフォルトで、このファイルは install-dir\bin32 にあります。
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |