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SQL Anywhere 11.0.1 (日本語) » SQL Anywhere サーバ - データベース管理 » データベースの保守 » データベースの検証

 

検証の概要

データベース・ファイルの破損は、データベース・サーバがデータベース内の破損部分にアクセスするまで判明しないことがあります。Sybase Central のデータベース検証ウィザードや、検証ユーティリティ (dbvalid) などのツールを使用して、データベースが有効であることを定期的に確認するようにしてください。検証を実行するには、VALIDATE 権限が必要です。VALIDATE 権限を参照してください。

オプションの指定によって、チェックサム、インデックス・データの正当性、すべてのテーブル・ページがデータベース内のオブジェクトに属するかどうかを検証できます。データベースのエクスプレス検証 (-fx オプション) では、データ、連続したローの構造、外部キー関係は検証されません。

検証を実行するには、検証するオブジェクトに対する排他的なアクセスが必要です。このことを考慮すれば、データベース上に他のアクティビティがない場合に、データベースの検証を行うのが最適です。バックアップが作成されているときに実行中のトランザクションがなかったという確信が持てる場合は、データベース・サーバによるリカバリの手順を実行する必要はありません。代わりに、読み込み専用のデータベース・オプションを使用して、バックアップしたデータベースに妥当性検査を実行できます。-r サーバ・オプションを参照してください。

ヒント

WAIT BEFORE START 句を使用して BACKUP 文を実行すると、トランザクションの処理中にはバックアップが開始されません。

データベース・ファイル内のベース・テーブルが破損している場合は、メディア障害として対処し、前のバックアップからリカバリしてください。インデックスが破損している場合は、インデックスなしでデータベースをアンロードして、再ロードします。

参照