すでに実行されているデータベースに接続するときに、接続する必要のある、ロードしたデータベースを識別します。
実行されていないデータベースに接続する場合は、DatabaseFile (DBF) パラメータを使用します。
実行中のローカル・データベースかネットワーク・サーバ
文字列
デフォルト設定はありません。
データベースがサーバで起動するたびにデータベース名が割り当てられます。これは、管理者が -n オプションを使用して割り当てるか、またはサーバがファイル名から拡張子とパスを削除した形で割り当てます。
SQL Anywhere ユーティリティ・データベースへの接続に使用できるのは utility_db という名前のデータベースのみです。ユーティリティ・データベースの使用を参照してください。
データベースの命名には、DatabaseSwitches (DBS) 接続パラメータで -n オプションを使用するよりも、DatabaseName (DBN) 接続パラメータを使用することをおすすめします。
接続するデータベースがすでに実行中の場合は、データベース・ファイルではなくデータベース名を指定してください。
実行中のデータベース名と DatabaseName (DBN) パラメータで指定した名前が一致した場合のみ、接続が行われます。
データベース・ファイルとデータベース名の両方を指定すると、指定した名前の実行中のデータベースに接続します (データベース・ファイルは無視されます)。接続に失敗すると、データベース・ファイルとデータベース名の両方を使用して、データベースが自動的に起動されます。
cities.db という名前のデータベース・ファイルを起動して、その名前を Kitchener に変更するには、次のコマンドを使用できます。
dbeng11 cities.db -n Kitchener |
上記のコマンドを実行したと仮定すると、次に示すコマンドを使用して Kitchener という名前の実行中のデータベースに接続できます。
DBN=Kitchener |
代わりに、次のコマンドを使用して Kitchener という実行中のデータベースに接続することもできます。
DBN=Kitchener;DBF=cities.db |
ただし、次のように指定すると、データベース Kitchener への接続が失敗します。
DBF=cities.db |
Copyright © 2009, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 11.0.1 |