データベース・サーバがクエリの並列処理に使用できるサーバ・タスクの最大数を指定します。
整数
0
個々の接続または PUBLIC グループに設定できます。すぐに有効になります。
max_query_tasks option は、SQL 文で使用できる並列処理の最大レベルを設定します。このオプションは、クエリの並列処理に使用できるデータベース・サーバ・タスクの数を設定します。デフォルト値は 0 です。この場合、データベース・サーバは必要と判断した数のタスクを使用します。max_query_tasks オプションに 0 以外の値を指定した場合は、1 つのクエリについて使用可能なタスクの最大数が設定されます。max_query_tasks オプションを 1 に設定すると、クエリ内並列処理が無効になります。
サーバ・タスク、スレッド、クエリ実行の詳細については、SQL Anywhere でのスレッドとデータベース・サーバのマルチプログラミング・レベルの設定を参照してください。
すべての要求に対してデータベース・サーバが使用できるタスクの数は、起動時に -gn オプションで設定されたしきい値によって制限されます。この数は、サーバがサービスを提供しているすべてのデータベースと接続に対してグローバルな最大数です。1 つの要求に使用されるタスクの数も、データベース・サーバで利用できる論理プロセッサの数によって制限されます。たとえば、-gtc オプションでプロセッサの同時実行性を 1 に設定した場合、クエリ内並列処理は無効となります。
クエリ内並列処理が有効である場合は、特定の条件を満たす SELECT 文がクエリ内並列処理によって処理されます。このクエリのアクセス・プランでは、クエリ内並列処理が使用されたことが交換演算子によって示されます。
INSERT、UPDATE、DELETE、SELECT、UNION、EXCEPT、INTERSECT の各文に OPTION 句を含めることによって、各文で指定したオプション設定をこれらのオプションに対するテンポラリ設定やパブリック設定よりも優先させることができます。次の項を参照してください。
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